次元の壁ー真のメシアの存在証明

次元の壁(その1)-真のメシアの存在証明

(1)はじめに

私が次元という言葉を意識したのは、高橋信次先生の著書に出会ってからである。

特に「大自然の波動と生命」では、1次元から9次元までの諸相が図解されていた。

そして、高橋信次先生が死の直前に悟られた「太陽系霊団の系図」によって初めて高次元の内容が具体的に明らかにされたのである。

私は当時、丹羽透涯先生から丹羽式姓名学を学んでいたので、1から9までの数意の根拠を追究していた。

なぜなら、丹羽式姓名学は1から9までの数字で判断し、0を使わない姓名学であったからである。

それに対して、従来からの伝統式姓名学は1から81までの数字で判断していた。

高橋信次先生が示してくれた次元は、1から9までの次元であった。

そのため、1から9までの数意(数字が示す意味)は、1から9までの次元の意識に求められるのではないかと閃いたのである。

そのため、私は丹羽式姓名学で学んだ数意と次元意識を比較対照してみた。

(丹羽式姓名学の数意)

1→知 2→意 3→情 4→働 5→闘 6→徳 7→流 8→金 9→苦

(次元意識の数意)

1→真(智慧) 2→善 3→美 4→調和 5→勇気(正義) 6→敬 7→愛 8→慈悲 9→信


その結果、判明したことは、丹羽式姓名学で学んだ数意はカルマを示していることがわかったのである。

つまり、次元意識を光とすれば、カルマは3次元に投影された影であった。

そして、次元意識において光と影の関係を明確にすれば、占いの判断基準になるのではないかと閃いたのである。

そのような時にベートーヴェンの交響曲が参考になった。

例えば、第5交響曲(運命)は、既成の概念を覆す改革の意識を表現している。

自己改革の力が5次元の意識である。

第6交響曲(田園)は、ベートーヴェンが生涯を通してただ一度の感動的体験によって得た「自然との合一」であり、神との一体感を表現していた。

神との一体感は6次元にして初めて可能である為、田園は6次元の意識を表現していたのである。

第9交響曲は全人類への呼びかけの音楽として意義がある。

終楽章が異例の分かりやすい音楽であり、苦悩から歓喜へと導く真のメシアの意識を表現したものであった。

真のメシアは、最後に最も分かりやすい方法で人類を導く。

それが、「歓びの歌」なのである。

私は、ベートーヴェンの交響曲をヒントに占いの判断基準は、次元意識によって決定されることを突き止めた。

つまり、1から9までの数意は1から9までの次元意識によって決定されているということだった。

その結果、誕生したのが「数霊次元説」である。

数霊次元説は、占いの判断基準になるばかりでなく、宗教における正法神理の「道標」としても役立つことが分かってきたのである。

次元意識が理解できれば、6次元の壁は突破できる。

真のメシアが示してくれた「光の道」が正法神理であり、その「道標」が次元意識であり、三体理論なのである。

三体理論は「大自然の波動と生命」の中でモーセによって霊示された「道標」である。

真のメシアは第9交響曲のように人類に最も分かりやすい方法(「光の道」と「道標」)を示されたのである。

高橋信次先生を言霊法で解明すると「高次元の世界から信という架け橋をかける人」となる。

信を示せるのは真のメシアだけである。

それゆえ、高橋信次先生は真のメシアとしての役割を果たしたのである。

光の道=正法神理(イエスの愛・仏陀の慈悲・高橋信次の信)=心行と祈願文

道標=次元意識と三体理論(モーセの霊示)

「光の道」と「道標」は次元を貫く法則である。

それゆえ、不滅の法といえる。

私達にとって、この「光の道」を発見し、真っ直ぐに進むことが次元の壁を突破できる鍵となる。

なお、心行の波動は8次元の波動を示していることが証明されている。

(2)占いと宗教の統合

①占いと宗教は本来一体で心の安らぎを求めるために「光の道」として存在していた。

占いの役割は未来におけるリスクを事前に予測し対処することであった。

国家レベルでのリスク管理の手段として採用されていた。

しかし、国家レベルのリスク管理が個人レベルのリスク管理のために利用されることになり、その中で占いを金儲けの手段として悪用する者(プロの占い師)が出てきたのである。

②今から3億6千年前にベーター星から最初の人類が地球にやって来た。

エル・ランティーを中心とした調和された人類である。(それは、諸如来、諸菩薩であった。)

彼らは、エジプトのエルカンタラの地にユートピアであるエデンの園を建設した。

しかし、第2、第3の移民が地球に到着することにより、神理から離れて生活するようになった。

堕落した人達をエデンの園から追放したことが後のアダムとイブの神話になった。

天上界に帰還していたエル・ランティーは7大天使の一人であったルシフェルに堕落した者達を救済することを命じた。

しかし、ルシフェルは人間として生まれていくうちに次第に本来の目的と使命を忘れ、地獄界に堕ちてしまった。

これが、堕天使ルシフェル(サタン)の誕生である。

同時に4次元下段階の地獄界も創成されたのである。

③3次元世界は天上界からのユートピアを建設するために肉体を持った天使とそれを阻害する悪魔との戦いの場となった。

そのため、大天使でも悟りを得なければ本来の使命が果たせなくなったのである。

さらに、守護霊や指導霊をつけ間違いのないように指導する仕組みが出来た。

しかし、心の浄化が進まないと地獄霊に憑依され翻弄されてしまう厳しい環境が3次元世界である。

そこで、エル・ランティーは自分の分霊である3人のメシアを3次元に送り出し、正法神理を流布させたのである。

3人のメシアとは、イエス、仏陀、モーセである。

3人のメシアにより、「光の道」が示されたのである。

それが、キリスト教、仏教、ユダヤ教である。

④そのような3次元世界において何が一番大切なのか?

それは、心を発見し心を八正道により客観的に見つめ、反省し、修正することである。

高橋信次先生が示してくれた「光の道」をよりどころに生きていくことである。

「心行」と「祈願文」を吟味しながら生きていくことである。

地獄霊の誘惑に負けないことである。

慈悲と愛の行為をすることである。

それが、最終ユートピアを実現することになるからである。


⑤正法において文証・理証・現証があり、文証は神理を文章で証明することであり、仏陀の役割である。

理証は神理を科学的に証明することであり、イエスの役割である。

現証は神理を現象で証明することであり、モーセの役割である。

占いは現証の一部である。

「大自然の波動と生命」はモーセの霊示によっている為、次元意識も三体理論もモーセからの霊示により出来たものである。

⑥占いにおいて心を発見するとはどういうことか?

1、次元意識を知ること。(数霊次元説)

2、自分の心が神とつながっていることを認識する。(神の子の自覚)

3、人生の目的と使命を知る。(正法神理を知る)

4、自然の理法を知る。(三体理論)

以上のことを知ることが「光の道」を発見したことを意味し、6次元の壁を破ることになる。

つまり、真のメシアが示された「光の道」と「道標」を理解できることが6次元の壁を突破できる条件なのである。

(3)次元の壁とは何か?

全世界の人類の66%は、4次元と5次元の出身者であり、残りの34%が6次元以上の人達であるといわれている。

私達は、まずこのことを認識しなければならない。

6次元の存在であるフォトンベルトに地球が完全に入る日が2012年12月22日であるといわれている。

フォトンベルトに地球が突入する前に次元上昇(アセンション)することが要求される。

このままでは5次元以下の人達にとって酷い苦痛が伴うことになるからである。

それゆえ、早く次元の壁を突破することが急務なのである。

フォトンベルトは質量がない為、存在しないとする説が主流になっている。

代わりにプラズマ・フィラメントが存在している為、同様の効果があるといわれている。

次元の壁を突破するには、それぞれの課題を解決しなければならない。

次元におけるそれぞれの課題をクリアーできれば次元上昇できるのである。

①4次元の壁ー人間は死によって4次元以降の世界に入る(原則)

人間は死によって3次元から4次元へと移動する。

人間の体は三体によって構成されている。

その中心は霊子体と呼ばれ神とつながっている心である。

霊子体の発見は22世紀になると高橋信次先生は預言している。

霊子体を光子体が包んでおり、光子体の光の量(フォトンの量)によって次元が決定される。

光子体の光の量が少なければ天上界(4次元上段階以上の世界)に進むことが出来ず、地獄界で反省しなければならない。

光の量が増加することによって5次元霊界、6次元神界、7次元菩薩界、8次元如来界へと上昇していく。

如来は神の心と同通している為、霊子体となっている。

霊子体で最も光明化しているのが9次元の真のメシアである。

高橋信次先生は、エル・ランティーであることを悟り、9次元宇宙界に存在している。

人間は3次元に住んでいる為、肉体を持って出生している。

肉体を脱ぎ捨てた状態が光子体の状態であり、人間は死によって4次元の壁を突破できる。

ただし、悟りの状態により生きているうちに高次元に行けるレベルの人もいる。

例えば、宇宙即我の境地になった仏陀は7次元菩薩界で「縁生と悟り」について講演している。

近年では、高橋信次先生が宇宙即我の境地になり、菩薩界で「物質と生命」について1時間30分講演している。

スウェーデンボルグは7次元までしか見聞できなかった。

宇宙即我の境地になれなければ、8次元如来界以上には行けないからである。

宇宙即我の境地にして初めて神の心が分かるのである。

人間は死によって3次元から4次元に移動する時、肉体を脱ぎ捨て光子体の体になる。

光子体に執着を持たせ光の量が減少していると高次元には移動できない仕組みになっている。

光子体の光の量によって次元が決定されている為、光の量が少ない場合は、それぞれの地獄界に移動しなければならない。

3次元にいる4次元レベルの人は、目的意識が不足しているので、自分とは何かを追求し、自己確立のために学習することが大切である。

その中で自分を磨いていくことが5次元の進化へとつながる。

②5次元の壁ー自分自身を進化させようとする意思があれば、念力や想念を強化させることにより、5次元の壁は突破できる。

5次元の壁は、4次元から5次元に進化する時に破らねばならない壁である。

突破する為には、

1、自分自身を進化させようとする意識があること。

2、何が正しいか判断することが出来ること。

3、現状の仕事を分析し、改善できること。

4、自分の得意技を開発しようとすることが必要である。

5次元は念力の強化や想念の統一が課題となっている世界であり、、それに耐えられることが条件となる。

5次元レベルの人は仕事が分かるので、面白くなっている状況であるが、まだ正しい方向性が分からないので正しい道を探すことが使命である。

③6次元の壁ー真のメシアが示してくれた「光の道」や「道標」を心で確認できることが条件である。

6次元の壁は、5次元から6次元に進化する時、破らねばならない壁である。

突破する為には、

1、正しい心を発見できること。(「光の道」の発見)

2、次元意識が分かること。(「道標」の理解)

3、人生の目的と使命がわかること。

4、自分の開発した手法が神理に基づいていることを確認できることが条件である。

3次元には多くの占いが開発されているが、「光の道」に照らし合わせてみれば、それらの手法は5次元以下でしか通用しない為、本物ではない。

本物は次元を通して通用する自然の理法であり、「光の道」と「道標」がそれの該当する。

プロの占い師に忠告したいことは、自分の開発した占いの手法が「道標」である三体理論や数霊次元説と異なる場合は、修正する必要がある。

生きているうちに反省し、修正すべきである。

そのままでいると、地獄界で数百年間反省しなければならないからである。

日蓮上人も地獄界で600年間反省していた。

日蓮は、他宗を全て見下し、罵詈雑言を浴びせ、他人を非難することに終始した為である。

この行為によって600年間、地獄で反省させられたと高橋信次先生は語っている。

12年周期に基づく占いや陰陽五行説に基づく占いも5次元以下しか通用しない。

私の場合は、3回くらい修正して現在に至っている。

高橋信次先生の三体理論を知らずに占いの手法を開発した為、9年周期は正しかったが、波動のリズムが異なっていたのである。

それゆえ、波動のリズムを九星術から三体理論へと変更したのである。

修正できないプロの占い師達の死後の世界は、厳しい環境にあるということを指摘しなければならない。

三体理論のリズムは、9年周期に基づくものであり、12年周期に基づく占いは間違っている為、修正しなければ大変なことになる。

6次元の世界は「道即法」の実践の世界である。

真のメシアが示してくれた「光の道」を法として確立することが6次元神界の使命である。

6次元の人は、正法神理が頭で理解できても行為が伴わない為、7次元には進化できないのである。

④7次元の壁ー正法を行為で示すことが7次元の壁を突破する条件である。

7次元の壁とは、6次元から7次元に進化する時に破らねばならない壁である。

突破する為には、

1、占いと宗教の統合がなされること。(仕事と正法神理の統合が出来ること。)

2、神理伝道の為に「道標」として占いを活用できること。

3、預言者を占いによって証明できること。(預言は如来の観自在力によりなされ、それを証明するのが占いによる漏尽通力である。)


4、文証・理証・現証のうち占いは現証の一部であると理解できること。

5、未来の出来事が予測できること。(悪魔の霊能力を駆使するので心が正しい方向に向いているか検証する必要がある。)

6、地獄の救済が菩薩の最大の使命であることを理解していることである。

7次元の世界は、仕事や行為により神理伝道をするレベルである。

つまり、仕事と宗教の統合がなされ、神理を行為で示し、地獄界を無くすことが使命である。

「法即行」を実践する世界が7次元である。

ガブリエル大天使の生命であるカルヴァンは職業と正法の統合を説いて宗教改革をしている。

自分の仕事が正法の実践であると認識できるレベルが7次元である。

⑤8次元の壁ー「行即光」の実践が出来ることが8次元の壁を破る条件である。

8次元の壁とは、7次元から8次元に進化する時に破らねばならない壁である。

突破する為には、

1、「行即光」の実践が出来ること。(行為が光になり行為そのものが神理伝道になっている。存在しているだけで神理伝道が出来るレベルである。)

2、霊的能力が最高となり観自在力と漏尽通力が最大に発揮される。

3、宇宙即我の境地を体験し神の心と同通していることである。

8次元の世界は、「行即光」の世界であり、如来のあり方を示している。

⑥9次元の壁ー最も分かりやすい「光即道」を示せることが9次元の壁を突破する条件である。

9次元の壁は、8次元から9次元に進化する時に破らねばならない壁である。

真のメシアだけが「光即道」を示すことが出来る。

暗黒の世界にあって神理の道を示すことが真のメシアの使命である。

それも最も分かりやすい方法で示さねばならない。

光の道=正法神理は「心行」「祈願文」によって分かりやすく表現されている。「心行」「祈願文」はベートーヴェンの「歓びの歌」に該当する。

道標」=次元意識と三体理論は「光の道」を進むときに役立つ指針となるものとして示されたものである。

真のメシアが示された「光の道」や「道標」を受け取れるレベルの人達が6次元以上である。

残念ながら、6次元以上のレベルの人は34%しかいないのである。

私は残りの66%の人達が次元上昇できるようにこれを書いている。

誰でも6次元までは次元上昇できると信じているからである。

(4)真のメシアの存在証明
私は高橋信次先生の著著に出会い「心の発見「心の原点」「人間釈迦」を呼んだ時、高橋信次先生はお釈迦様であると思った。

私が最初に高橋信次先生の講演会に行った時、心の中で「先生はお釈迦様ですか?」と質問した。

その時は何もなかったが、しばらくして八起ビルの講演会に参加した時に信次先生が私の顔を見て次のように言った。

「講演会の時に私に向かって、大きな声であなたはお釈迦様ですかと呼びかけた人がいた。」と言うのである。

私は驚いてしまった。

私は心の中で思ったことに過ぎなかったことが、信次先生にとって大きな声に聞こえたというのである。

しかも、信次先生はおどけた格好で「ビックリした。ビックリした.」と連発し、次のように語った。

「私はただの電気屋です。お釈迦様ですかと聞かれてビックリした。もし、あなたが心の窓を開いて悟ったならば、私が誰であるか分かります。それまでは、私はただの電気屋です。」

高橋信次先生はこのように語り、私の前に来てしばらく話されておられました。その時の私は言葉には表現出来ない感動がこみ上げてきて、これ以上無い感激を体験しました。私は、その時「信次先生はお釈迦様である」と確信したのでした。

1976年6月25日に信次先生は他界し、9次元宇宙界に帰還されました。

その直前にミカエル大天使が出現し、高橋信次先生は真の悟りを得られたのでした。

それが、「太陽系霊団の系図」である。

高橋信次先生は真のメシアの存在を全人類に示す為に出生してきたのである。

「高次元の世界から信という架け橋をかける人」と言霊法で解明できる使命を果たされ「光の道」と「道標」を示されたのである。

また、仏陀の慈悲とイエスの愛を総合した信として真の指導者の生き方を初めて人類に示されたのである。

そのため、9次元の意識も明確になったのである。

高橋信次先生は「道即法」「法即行」「光即道」と具体的に次元の鍵を示されました。

私は、この教えを悟られた人だけの専売特許であると思っていた為、深く追求しなかったのである。

しかし、「道即法」は6次元レベル、「法即行」は7次元レベル、「行即光」は8次元レベルの指針を示していた。

そして、真のメシアは「光即道」を示さなければならなかった。

それも最も分かりやすい方法で示さなければ真のメシアの使命は果たせなかったからである。

(如来レベルでも最もシンプルな方法を示すことは難しいのである。)

(5)太陽系霊団の系図

高橋信次先生の所にミカエル大天使が出現し、「主よ、主よ」と呼びかけた時、信次先生は全てを悟られたのである。

それが、ミカエル大天使が示した天上界最高機密・「太陽系霊団の系図」である。

太陽系霊団の中心に神の光りをプリズムにかけるエル・ランティーがいる。

エル・ランティーは人類最高責任者であるが、神ではない。

エル・ランティーは9次元宇宙界に霊太陽・真のメシアとして存在している。

エル・ランティーの光の分霊としてアガシャー(イエス)、カンターレ(仏陀)、モーセの三神(メシア)がおられる。

地上に出たイエスはエル・ランティーを指して「エホバ」と呼び、仏陀はブラフマンと呼び、モーセはヤハウェと呼んだ。

現代文明の源流は文証(仏陀)、理証(イエス)、現証(モーセ)による宇宙の法の確立にあった。

しかし、この三神(メシア)の背後にはエル・ランティーの光があったからである。

光の直系はエル・ランティーの下に7大天使が配置されている。

エル・ランティーの光がプリズムを通すと七色の光が、それぞれの人格を持たれた姿になる。

7大天使の天使長がミカエルであり、太陽界(8次元上段階)に存在している。

ミカエル天使長は、如来界と宇宙界を繋ぐ光の直系であり、真のメシアの助力者である。

6大天使の筆頭にガブリエル大天使がいる。

ガブリエル大天使は、ミカエル天使長、イエス、仏陀、モーセに報告するため通信・伝達の業務を担当している。

次いで、ウリエル大天使は政治・経済・自治を担当し、サリエル大天使は医学・薬学を担当し、ラグエル大天使は立法を担当し、パヌエル大天使は科学全般を担当し、ラファエル大天使は芸術・文学・歴史を担当している。

大天使の側面からの助力者としてガブリエルの下にセラビム(菩薩)、ケルビム(諸天善神)の光の天使が、それぞれ数百名ずつ配置されている。

アラーを信奉したマホメットはガブリエルの直接指導を受けた。

アラーはエル・ランティーを指した呼び名である。

そして、高橋信次先生の高次元の名はエル・ランティーと呼ばれている。

大天使ミカエルはアポロとして生まれ正法を説いた。

また、エリアとしてパールの邪神と戦っている。

近年には、ルターとして宗教改革をした。

大天使ガブリエルも仏陀の一番弟子・舎利仏として生まれている。

近年には、カルヴァンとして宗教改革をし、ワシントンとしてアメリカ初代大統領として生き、日本においては西郷隆盛として生まれ、そして、高橋信次先生の弟子・園頭広周先生として生まれている。

園頭広周先生は正法神理の立場から高橋信次先生の存在証明をした。

園頭広周先生を言霊法で解明すると「エデンの園の頭として正法を周囲に広める人」であり、ガブリエルの役割が正法流布であり、諸菩薩、諸天善神の指導であることを示している。

パヌエル大天使は聖徳太子として生まれている。

ラグエル大天使は徳川家光として生まれている。

ラファエル大天使はルネサンスの画家ラファエロとして生まれている。

ラファエロは芸術の在るべき姿を絵画によって示した。

芸術とは高次元の意識を3次元に投影したものであり、心に感動を与えるものでなければならない事を示したのである。

地獄界の諸相を投影したものは芸術ではない。

文学や音楽に地獄界の諸相を投影したものが沢山あるので再考が必要である。

(6)次元意識

「太陽系霊団の系図」により、初めて高次元の世界の意識が示された。

それまでは、6次元の意識までが解明されていた。

高橋信次先生によって初めて7次元以上の意識が示されたのである。

各次元の意識の本質を示すと次のようになる。

①9次元宇宙界は救世主の世界であり、救世主として全人類を救うことが使命である。

真のメシアが肉体を持ったことにより、初めて9次元の意識が明らかにされた。

それが、「信」である。

指導者の在り方を示し、全人類に最も分かりやすい方法(「光即道」と「道標」)を示され、仏陀の慈悲とイエスの愛を総合した信として示された。

「光即道」の実践が出来ることが真のメシアの条件である。

「高次元の世界から信という架け橋をかける人」が高橋信次先生であり、真のメシアであることの証明なのである。

②8次元如来界はエル・ランティーの光の直系として衆生済度する役割を持っている。

3次元現象界に肉体を持ち慈悲と愛を説き、衆生を救って天上界に真っ直ぐに還って来るので如来といわれている。

如来は宇宙の法を説くことにより、多くの衆生を救っていくことが使命であり、「行即光」を実践する世界が8次元である。

8次元の意識は、仏陀の説いた慈悲である。園頭広周先生はガブリエル大天使の生命である。

高橋信次先生の弟子として最後まで悪と戦った偉大なる生命である。

高橋信次先生の存在証明を「光の道」の観点からなされた唯一の人である。

それゆえ、「エデンの園の頭として周囲に正法を広める人」が園頭広周先生の使命であり、ガブリエル大天使の存在を示している。

③7次元菩薩界は神理伝道の長としての役割を持った世界であり、現象界に肉体を持った時には如来の補助者として活躍し、如来が出生していない時には如来の代わって正法を説くことになる。

7次元は如来の補助者として神理伝道に精進することが本質である。

地獄界を救済することが菩薩の最大の使命である。

神理伝道の為に自らを犠牲にして、他人の為に奉仕する行為が菩薩の行為なのである。

「法即行」の実践が7次元である。

7次元の意識はイエスの説いた愛である。

愛の意識によって菩薩行をすることが使命である。

④6次元神界は光の天使の予備軍として3次元進化の推進者としての役割を持っている。

光の天使になるためには自己確立が必要であり、神理伝道がスムーズに出来るように神理学習が課題となっている。

徳を積まなければ神理伝道は出来ない。

「実るほど頭の下がる稲穂かな」の心境が必要である。

6次元の本質は「敬」と判断できる。

「道即法」を実践できる世界が6次元である。

真のメシアが示された「光の道」を発見し、その道を真っ直ぐに進むことが法の確立に繋がるからである。

⑤5次元霊界は非常に多くの霊が住んでいる世界であり、霊性開発を目的としている。

この世界は自分で殻を破ることが必要で、勇気を出して己に克つ努力をする世界である。

5次元の本質は「勇気」であり「正義」である。

この世界の住人は、真のメシアが示された「光の道」を早く発見することが課題である。

「光の道」を発見できない霊人は心の在り方が分からず反省が出来ない為、いつまでも5次元以上に進めない。

自分の中に神と霊子線で繋がっている自分の心を発見すれば、6次元に進化できる。

⑥4次元幽界は、まだ完全に霊性に目覚めていない為、不調和な世界をも創造してしまった。

幽界の一部に地獄界を創ったのも心の調和を図っていなかったからである。

8次元の大天使であったルシフェルも3次元に執着を持った為、天上界に還れなくなり、地獄の帝王として君臨している。

3次元が混乱すればするほど地獄界にとってはせ勝つの場が広がる為、破壊作用をしているのである。

4次元の本質は、心の調和を図ることであり、「調和」である。

⑦3次元現象界の目的は神の国・ユートピアを創ることであり、己のカルマを修正することである。

ユートピアの具現は究極の芸術である。

芸術の目指すところは美であり、3次元の意識は「美」といえる。

⑧2次元の世界は善悪ニ元論の世界であり、道徳の完成を目的とする。

それゆえ、悪を捨て善を取る意識が大切であり、2次元の意識は「善」といえる。

⑨1次元の世界は一元論の世界であり、真理(神理)追究しかない。

それゆえ、1次元の意識は「真」である。

(7)三体理論

①三体理論は将来に起こりうる現象の近似値を見付け出すための説明であり、神理と科学の一致を証明するものである。

それゆえ、三体理論を絶対視することなく、あくまでも近似値であることを忘れてはならない。

完全に予測できるのは如来以上のレベルが必要であり、観自在力を発揮し、潜在意識の中の想念帯を読まなければならないからである。

その時、潜在意識の中の守護霊が、全ての情報を如来に伝える仕組みになっているからである。

守護霊の情報により、完全な預言が可能となるのである。

大自然の三体現象に数を代入して波動の近似値を知ることが出来る。

近似値というのは、過去世のカルマや後天的なカルマや肉体の持つ因果による内部抵抗があり、100%の生命力を発揮できない為である。

しかし、自然の理法を悟って自分の使命を知り、慈悲と愛の調和された環境を創っていけば、運命に左右されず自由自在に活動することが出来る。

それゆえ、従来の間違った占いに惑わされてはならない。

(間違った占いに限って占いを絶対視していることを指摘したい。)

②高橋信次先生の著書「大自然の波動と生命」の中で三体理論が説かれている。

この理論は、全ての物質は三体から構成され、陽性(肉体)、陰性(表面意識)、中性(潜在意識)に分類される。

陰陽五行説は中性の存在を度外視した為、6次元以上の「光の道」には繋がらないのである。

中性は潜在意識を意味し、天上界とのつながりを示したものである。

また、波動リズムは年の波動を9年周期としている。

12年周期である占いは根本的に間違っているので修正しなければならない。

月の波動は12ヶ月周期である。

日の波動は年の波動と同じく9日周期となっている。

時の波動は「大自然の波動と生命」では記載されていないが、月の波動と同じく12時間周期であると考えられる。

結論として、大自然の環境の循環やその他の事象と関連している問題を観察することにより、未来に起こりうる現象の近似値を見出すことが出来る。

大自然の波動と生命と関係を解き明かしたのが三体理論である。

(8)おわりに

①高橋信次先生は1976年6月25日に天上界に帰還された。

私は、何故、高橋信次先生が48歳という働き盛りに天上界に帰還されたのか非常に疑問でしたが、その理由をインターネット宗教で知った。

「ソ連が原爆を使う危険があり、原爆戦争になれば地球は破滅してしまう。地球が破滅したら人間の魂の修行の場が無くなるので絶対に破滅させてはならない。肉体を持っていると肉体に」制約されて思うように行動できない。だから、肉体を脱ぎ捨てて、あの世に帰りあの世からソ連の指導者が原爆の発射ボタンを押さないようにしなければならない。」

その結果、1989年5月25日にゴルバチョフがソ連最高会議議長となり、天上界の指導のもとにソ連は1991年12月25日に解体し消滅した。

私は、もう一つ理由があったと思っている。

高橋信次先生は仏教の観点から正法を明らかにし、仏陀の悟りを現代に蘇らせてくださいました。

さらに、イエスの愛とは何かを説き、真の指導者としての在り方を示されました。

そして、キリスト教やユダヤ教の本質をも解明しようとしていました。

もし、聖書の謎を解き明かしてしまうと聖書の預言にズレが発生する可能性がありました。

そのような時に、天上界からミカエル大天使が降臨した。

ミカエル大天使は、高橋信次としての使命を明らかにし、高次元の秘密を初めて明らかにしたのである。

それが、「太陽系霊団の系図」である。

ミカエル大天使は、高橋信次先生がやり過ぎないように帰還を促したと思われる。

(他の天使の使命まで奪ってしまう可能性があったからである。)

真のメシアが、いつまでも3次元にいては天上界の秩序が維持できないからである。

仏陀の慈悲とイエスの愛を総合した信を説いた時点でミカエル大天使が出現したのである。

高橋信次先生が「大自然の波動と生命」の中で「21世紀の中期から22世紀には、地球上のユートピアが実現されていく。」と預言している。

これは、聖書の預言と同じことである。

つまり、聖書の預言は21世紀の中ごろ成就するということである。

高橋信次先生がいつまでも3次元にいては聖書の預言が成就できなくなる可能性があった。

それで、ミカエル大天使が降臨し、天上界への帰還を迫ったと思われるのである。

②高橋信次先生は2753年頃、エジプトに転生すると預言した。

その頃のエジプトはユートピアになり、光や磁気を利用した反重力場の乗り物(UFO)によって他の天体に自由に行くことの出来る大宇宙ステーションがアフリカの大西洋岸に出来るという。

2753年頃には、地球がユートピアになり、最も進化した霊達は、この地球での学習を卒業して他の天体へ生まれ変わって学習することになと預言したのである。

3億6千年前にベーター星からやってきたようにエル・ランティーを中心とした諸如来、諸菩薩達が他の天体へ移動することになるということである。

私も、そのメンバーに参加したいと思っている一人であるが、大変な狭き門になることは間違い無い。

園頭広周先生は2273年頃にインドに肉体を持ち、華光如来としてカースト制度を改革すると預言されている。、

イエス・キリストの生命は、2153年頃にシカゴに生まれると預言されている。

イエスの分身であるフィリピンに生まれた心霊手術者のトニーが増長慢となり、天上界に戻ってきた為、本体がその修正の為に肉体を持つと言われている。

また、正法は日本よりもアメリカに広がる為、イエスが誕生するシカゴも正法の受け入れ準備が出来ていると考えられる。

③青い鳥を探す童話があるが、青い鳥を自分の外に探していては、いつまでたっても青い鳥は発見できない。

青い鳥は、自分自身の心の中にある。

自分の心の中に青い鳥を発見できる人は6次元である。

真のメシアが示してくれた「光の道」が青い鳥なのである。

青い鳥は心の中の霊子線で繋がれている。

青い鳥を探そうとする人は5次元レベルである。

4次元レベルの人は青い鳥の存在すら知らない。

しかし、青い鳥の存在を知らせてあげれば彼らも次元上昇することが出来る。

自分の心に「光の道」があることに気付くことが大切なのである。

④光子量を最大にする為の法則は神理に適った想念と行為を実践する以外ない。

また、想念よりも行為の方が光子量は増加する仕組みになっている。

「行即光」の実践が大切なのである。

「行為に拠らなければ光は出ない」ということである。


(光子量最大化の法則)

1、神理に適う想念と行為(中道)により光子量は増加する。

2、神理に外れた想念と行為(両極端な想念と行為)は光子量を減少させる。

それは、黒いスモッグとなり心の中に沈殿する。その黒いスモッグに悪霊が憑依し社会的犯罪が多発するのである。異常な犯罪は悪霊の憑依が原因である。それゆえ、解決方法として倫理道徳の教育を充実させなければならない。

3、根本的な解決法は反省(八正道による反省)しかない。反省は神が人類に与えた最大の慈悲だからである。

(ⅰ)心の領域を理解する。(想念、本能、感情、智性、理性、意志)

(ⅱ)八正道を理解する。(正しく見る。正しく思う。正しく語る。正しく仕事をする。正しく生きる。正しく道に精進する。正しく念じる。正しく反省する。)

(ⅲ)感謝の気持ち(神に対する感謝、先祖に対する感謝、両親に対する感謝、万生万物にたいする感謝)を再確認する。

(ⅳ)反省は行為によって完結する。中道に反する想念と行為をお祓いしてしまい、同じ誤りを繰り返さないことである。

(ⅴ)正しい想念と行為により光子量が生産される。

4、神理に適う想念と行為とは何か?

(ⅰ)菩薩行の実践(問題解決行為、神理伝道行為、衆生済度行為)

神理を行為で示すことが菩薩の使命である。分かりやすく神理を説明し、自ら模範を示すことが必要である。

(ⅱ)神理を行為の基準として示せることと。(「道即法」を具体的に示せること)

心の中に倫理道徳観を確立することである。これが出来れば、6次元である。

(コメント)

自由とは中道の中での自由であり、中道を外れた自由は悪霊の餌食となる。

サルトルは中道の自由を「自由の刑に処せられた」と表現したが、光子量を最大化するための条件であることを知らなかったからである。

3次元世界において「道即法」「法即行」「行即光」を実践することが中道の道を進むことを意味している。

真のメシアが示してくれた「光の道」を自分の心に発見し、自分の体験をとして神理の法として確立することが第一である。

次に、神理の法を行為とする為に自らの倫理道徳を確立することである。

そして、最後に中道の行為を通して光子量を生産することである。

これが、光子量最大化の法則である。

光子量が増加すれば、次元は上昇する。


3次元の最大の仕事は「行即光」の実践である。

これは、如来の行動基準でもある。

それゆえ、中道の行為を実践することが課題なのである。