菩薩行について

私が、数霊次元説を開発したのは、高橋信次先生の霊的自覚によるものである。高橋信次先生の著書「大自然の波動と生命」に1から9次元の諸相が図解されていた。さらに、高橋信次先生が死の直前に悟られた「太陽系霊団の系図」によって、高次元の意識が具体的に解明されたのである。

当時の私は、丹羽式姓名学によって1から9の数字で判断していたので、1から9の数意の根拠を追究していた。「1から9の数意は次元の意識に求められるのではないか」と閃き、丹羽式姓名学と次元意識を比較対照してみた。その結果、判明したことは、丹羽式姓名学で学んだ数意はカルマを示していることが分かったのである。つまり、次元意識を光とすれば、カルマは3次元に投影された影であった。ベートーベンの交響曲は次元意識を反映したものであると気付いた。特に第5交響曲(運命)は、既成の概念を覆す改革の意識を表現していた。第6交響曲(田園)は、ベートーベンの神秘体験を表現していたのである。神との一体感を音楽に表現していたのである。第9交響曲は全人類への呼びかけの音楽として意義がある。終楽章が異例のわかりやすい音楽で、苦悩から歓喜へと導く真のメシアの意識を表現したものであった。真のメシアは最後に最もわかりやすい方法で人類を導く。それが、「歓びの歌」である。

私は、ベートーベンの交響曲をヒントに占いの判断基準は次元意識によって決定されることを突き止めた。つまり、1から9までの数意は1から9までの次元意識によって決定されるということである。それをまとめたのが、「数霊次元説」である。数霊次元説は占いの判断基準になるばかりでなく、宗教においても正法神理の「道標」として役立つことがわかってきた。次元意識を理解できれば、6次元の壁は突破できる。真のメシアが示してくれた「光の道」が正法神理であり、その「道標」が次元意識であり三体理論なのである。三体理論は「大自然の波動と生命」の中でモーセによって霊示された「道標」である。真のメシアは第9交響曲のように人類に最もわかりやすい方法(「光の道」と「道標」)を示されたのである。高橋信次先生を言霊法で解明すると、「高次元の世界から信という架け橋をかける人」となる。信を示せるのは真のメシアだけである。(ブッダは慈悲を説き、イエスは愛を説いたが、信は示せなかった。)高橋信次先生は、真のメシアとしての役割を果たしたのである。

中丸薫女史は、霊的能力によりエル・ランティーにつながった。そして、高橋信次先生がエル・ランティーの分霊であることを確認している。飛鳥昭雄氏は「ヨハネの黙示録」や「聖徳太子の大預言」を霊的能力で解明している。それゆえ、菩薩であると確信している。ちなみに、菩薩の条件は、神理伝道と衆生済度行為である。神理伝道には、真実の情報を伝えることも含まれる。現代は、神理伝道というよりも、真実を国民に知らせる行為の方が重要であると思える。真実を隠蔽する権力者に立ち向かう姿こそ菩薩の姿である。ベンジャミン氏も菩薩であると感じたのは、やはり神秘体験をしていたことによる。自己確立→霊的能力(神秘体験)を通過儀礼になされたものが菩薩である。それに対して、真実を隠蔽する勢力は、死後の世界で地獄での反省が待っている。日蓮上人ですら、地獄で600年間反省していたのである。凡人である我々が、闇の権力の要求の言いなりになっているようでは、地獄での反省をせざるを得ない。バカの壁(思考停止の状態)を破り、真実の情報を知る努力が必要な時である。TPPにしても闇の権力が要求している世界戦略であり、勇気をもって断固反対運動を展開しなければならない。

みのもんた氏の次男が窃盗未遂容疑で逮捕された。さらに、みのもんた氏にもセクハラ疑惑がネットを騒がしている。みの氏は、闇の権力の操り人形になって、世論誘導をするという悪行をし続けている。特に、郵政民営化については、郵政民営化の偽装に気付いた有識者を潰すのが、みの氏の役割だった。みの氏は闇の権力の意を受けた電通の命に従い、人気電波芸者(故・高橋博彦氏の言葉)としての司会者の地位を利用し、郵政民営化の誘導を煽った犯罪的なテレビ人である。それゆえ、二つの事件が自分自身に降りかかったのである。みの氏は反省をし続けなければ、地獄で反省せざるを得なくなる。残念ながら、日蓮ですら地獄で反省しているのだから、みの氏もそうせざるを得ないのである。みの氏が闇の権力からの圧力を断ち切ることができるのかにかかっている。

菩薩の役割は、神理伝道と衆生済度行為である。これは、自己確立がなされていなければ、全くできない行為である。神秘的体験も必ずついてくる。この神秘体験が菩薩行を支えている。菩薩は、全人類のために自己を犠牲にして、愛と慈悲の意識を伝えることを目的としている。現代では、隠蔽された真実を国民に伝えることが使命となっている。闇の権力の手先となっているマスコミなどは菩薩たちを排除しようとしている。菩薩の行為でよい手本となる最近の事例は、宮沢賢治である。飛鳥昭雄著「ロマン・サイセンスの世界」によると、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に、宇宙の星のすべてが、無数の「脂油の玉」になっていると記している。これは、1986年に発見された銀河が集合した「超銀河複合体(グレートウオール)」のことである。まだ、世間には知られていない情報であった。大正時代に生きた宮沢賢治は、間違いなく宇宙構造を霊視できた人物だったのである。「銀河鉄道の夜」に最大の見せ場は、ジョバンニがカムパネラと別れた後、機関車ごと突入する「石炭袋」のシーンである。「石炭袋」とは空の孔(穴)のことで、天の川(銀河系)の中心に開いた真っ黒な穴のことである。これは、「ブラックホール」である。ジョバンニは、「石炭袋」に突入した後、一瞬にして故郷の丘の上に舞い戻っている。これは、ワームホールにより、時空の壁を破る最新科学理論とも一致してくる。さらに、本文にはないが、宮沢賢治の宇宙観がアニメーション映画版のラストシーンで使われているので紹介しておきたい。

「わたくしという現象は、仮定された有機交流電燈の一つの青い照明です。(あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなと一緒に せわしくせわしく明滅しながら いかにも確かにともり続ける 因果交流電燈の 一つの青い照明です。(光は保ち その電燈は失われ) これらは二十二箇月の 過去と感ずる方角から 紙と鉱質のインクを連ね(すべてわたくしと明滅し みんなが同時に感ずるもの) ここまで保ち続けられた 影と光のひとくさりづつ そのとおりの心象スケッチです。」(宮沢賢治「春と修羅」より)

銀河全体を覆う淡いプラズマ現象が観察されたのは、ごく最近のことである。巨大な銀河を回転させる、凄まじい電流の存在が示唆されたのも最近のことである。宇宙を支配するプラズマの電流的性質(電波の霧)を、銀河間宇宙に漂う電磁的フィラメントの集合体と表現する以上、宮沢賢治の詩は、それと同じことを表現していたことになる。 

宮沢賢治は、自己顕示欲がなく、謙虚に献身的に行動していた。彼の本質が見いだされたのは、死後のことである。報いを求めない行為、これが本当の菩薩行である。

テレビで有名になったある霊能者がいたが、自分は生前に良いことをしたので天国に行けると思っていたらしい。ところが、死後、迎えに来たのは地獄霊だったのである。自分のことは客観的に見られないのが90%以上いる。宮沢賢治のように謙虚に人類のために行動すればよいのである。地位や名誉は全く無関係である。むしろ、地位や名誉が邪魔になるかもしれないのである。知らず知らずのうちに闇の権力の手先になっているマスコミや政治家や官僚たちは反省しなければならない。菩薩の行為の邪魔をする者たちは、死後地獄で反省することになる。現代の菩薩たちは、命がけで真実を提供している。私たちは、それに応えて真実を周囲の者に伝えていかなければならない。バカの壁(思考停止の状態)を破り、菩薩たちが行動しやすい環境を作っていきたいと思っている。

「特定秘密保護法案(秘密保全法)」は、典型的な言論弾圧法案である。天木直人氏のブログでは、法律の正体が法文を読んでもわからない仕組みになっているという。秘匿対象とされる情報の定義であるが、防衛、外交、スパイ、テロの4分野を「特定秘密」としている。しかし、どの情報がそれらに該当するのかの解釈は、政府・官僚に白紙委任されている。ただでさえ法案の解釈は、政府・官僚が大きな裁量権を持っているのに特定秘密保護法案については、あまりにも極端すぎるのである。真実を知らせる立場にあるメディアさえも分からない法案をどうして国民がわかることができるのかである。

神州の泉の故・高橋博彦氏のブログでは、日本をコントロールしているのは、CSIS(米戦略国際問題研究所)であるという。CSISは、対日経済謀略を含めて、軍事、産業、経済、政治、外交など広範囲で包括的な対日マターを踏襲する組織である。このCSISが日本の足場として利用しているのが日本経済新聞である。日本経済新聞は、このシンクタンクに完全に取り込まれ、斯界の有望な若者を洗脳し、親米にマインドコントロールすることに加担している。

「特定秘密保護法案」は、アメリカの対日戦略部隊であるCSISが主体になって、政権与党や高級官僚に圧力をかけている。

ワンマンで有名だった元首相が、地獄にいる。院殿大居士の戒名を持っているが、そんな名前は知らないと言っている。そして、自分は日本を救ったのだと今でも思っているのである。なぜ自分が地獄にいるのかわかっていないようであった。(これは高橋信次先生が不空三蔵をつれて地獄を訪問した時の出来事である。)つまり、地獄に落ちた人間は、自分は悪くないと全員が思っているのである。自己保存と自我我欲の塊になっているからである。反省することができれば、4次元の上段階・天国に行けることになっている。地獄霊には反省の機会が少ないからである。

闇の権力は自らの保身のため、全世界の人々を支配しようとしている。それに加担する者は、地獄で反省せざるを得ない。菩薩や如来が出ているのに気付かずに過ごしている人たちも反省すべきだろう。菩薩や如来の行為を阻む者たちは、さらに罪が重くなるだろう。現在のマスコミ、メディア、政治家、官僚たちはアメリカの圧力に負けず、日本のために身を犠牲にして働いてほしいものである。

TBS放映の半沢直樹という番組がある。最終回は多くの人が意外な展開に驚いたという。しかし、数霊次元説の立場から言うと、頭取の判断は正しかったのである。つまり、半沢直樹の決め言葉「やられたら、やり返す。倍返しだ」ということに原因がある。「やられたら、やり返す」意識は5次元の意識であり、正義の意識である。しかし、倍返しという発想は、怒りや憎しみの意識を含んでおり、4次元下段階・地獄に通じる意識である。それゆえ、大和田常務の悪行を明らかにすることまでは正しかった。だが、頭取が止めるのを振り切って土下座させてしまったことが、中道の意識を踏み外すことになったのである。テレビの視聴者は、半沢直樹が昇進して部長になるものと思っていたと思える。そこは、原作者の中道の精神が発揮されたということである。結局、大和田常務の思い通り、半沢直樹は子会社に出向になったのである。もし、大和田常務の悪行を許すことが出来たら、土下座させることはなかったに違いない。どんなに酷い目にあった人に対しても許すことができる人は菩薩である。残念ながら、半沢直樹は5次元の意識どまりであったが、今後の人生で6次元の意識を持ち得るかが見ものである。

多くの経営者は、6次元の意識で経営している。6次元とは、心をコントロールできる人のことである。松下幸之助氏は経営の神様と呼ばれ、多くの尊敬を集めた偉人である。高橋信次先生は、松下幸之助氏の過去世を見通して、「ルカ」であると言った。ルカとは、新約聖書を書いた医者であり、菩薩である。その魂が、松下幸之助となって、菩薩としての使命を果たしたのである。

次元意識をチェックするテストがある。「あなたは、青い鳥をどのように探しますか?」というものである。青い鳥の存在を知らない人は、残念ながら4次元である。青い鳥を、自分以外の外に探し出す人は、5次元である。青い鳥は、自分の心であると悟っている人は6次元である。自分の心が神の心につながっていることを認識し、多くの人々を救っていこうという人たちが7次元・菩薩である。如来は宇宙即我の境地に到達しており、神の心と繋がっている。心とは、霊子のことであり、心を発見でき、具体的に描ける人は9次元宇宙界の救世主(メシア)しかいない。高橋信次先生は、心の状態を立体的に描き解説している。(「心の発見」・「心の原点」参照)

ちなみに、如来以上は宇宙即我の境地に到達しており、菩薩たちを天上界から指導している。天上界の最高機密である「太陽系霊団の系図」は、ミカエル大天使が出現したことで高橋信次先生によって明らかにされた。(「太陽系霊団の系図」は私のブログを参照してください。)ミカエル大天使は、ギリシャ時代ゼウスの子・アポロとして生まれ、宇宙即我の境地に到達している。また、マルチン・ルターとして宗教改革をしている。ガブリエル大天使も、カルヴァンとして、宗教改革のために出生している。ガブリエルは、ブッダの弟子・舎利仏として出生し、宇宙即我の境地に到達している。舎利仏の親友であるマハーモンガラナー(大目連)は、坂本竜馬として日本に生まれている。ガブリエル大天使も西郷隆盛として出ている。驚いたことに、ブッダの生命も桂小五郎として生まれている。桂小五郎、西郷隆盛、坂本竜馬の3人は幕末のスターである。スターにはそれだけの資質があったということである。

ブッダの生命の構成は、本体がブッダ、分身は不空三蔵、天台智顗、最澄、空教、桂小五郎である。ブッダの前の生命は、リエント・アール・クラードと呼ばれ、南米のアンデス山脈のふもとに生まれている。さらにその前の生命は、アトランテス帝国時代にアガシャー大王として神理を説かれたお方である。(これは、心の発見「科学篇」の記述であるが、「太陽系霊団の系図」が判明してからは、アガシャー大王の生命はブッダではなく、イエス・キリストの生命であるとしている。)

イエスの生命の構成は、本体がイエス・キリスト、分身はクラリオ(BC4千年頃 エジプト)マグガリス(AD2百年頃 イスラエル)、フォアイ・シン・フォアイ・シンフォ(AD4百年頃 中国)、バロイン(AD1千5百年頃 英国)、マグネチオ(BC2千年頃 エジプト) である。分身5がフィリピンに心霊手術のトニーとして生まれたが、増上慢で帰天したため、本体が修正するために世に出るといわれている。

*太陽系霊団の系図では、大神霊の神の光が、エル・ランティーを中心として成り立っている。エル・ランティーは霊太陽として、地上にあっては、太陽のようなエネルギーの塊りであり、次元的には9次元・宇宙界に位置される。エル・ランティーの光の分霊として、アガシャー(イエス)、カンターレ(ブッダ)、モーセがいる。イエスは、エル・ランティーを指し、エホバと呼び、ブッダはブラフマンと呼び、モーセはヤハウェと呼んだ。アラーを信奉したマホメットは、ガブリエルの直接指導を受け、さまざまな奇跡を現したが、アラーはエル・ランティーの別名である。エル・ランティーの下に7大天使がいる。7大天使の長がミカエルである。ミカエル天使長の下に、ガブリエルがいる。次いで、ウリエル、サリエル、ラグエル、パヌエル、ラファエルがいる。ガブリエルの下にセラビム(菩薩)とケルビム(諸天善神)の光の天使がそれぞれ数百名ずつ配置されている。エル・ランティーの分身が高橋信次先生である。これについて、中丸薫女史が霊的能力で確認している。

ブルガリア人のべラ・コチェフスカ女史は、中丸薫女史と同様霊道者である。霊能者の多くは、心の窓を開いて霊的能力を身に着けたが、反省を忘れ八正道の実践を怠っていると、心の窓にススがついてしまうのである。このススをいつもきれいにしていないと、地獄霊が憑依することがある。それにより、多くの霊能者は転落してしまうのである。ところが、中丸女史やべラ女史のように毎日精進をしている人はいつでも霊的能力を発揮することができるのである。それは、守護霊や指導霊が常に導いているからである。

べラ女史が伊勢神宮に参拝した時のことである。誰も言わなかったのに、自分から外宮の方に歩いて行かれ、多賀宮(豊受大神の荒御霊をお祀りしている宮)に来ると涙を流し何度も何度もお辞儀をするのであった。後で、べラ女史に聞くと、ヤハウェが祀っているというのである。伊勢神宮は大変な聖地であり、世界中の誰もが参拝に来て祈りをささげなければならない。ここは、人類のすべてにとって聖地であると証言している。日本列島の周辺は聖的なバリヤーのようなものがあって、それで覆われている。日本は地球のへそのようなもので宇宙からエネルギーを一番ストレートに受ける特別な聖地であるとも証言している。(内宮にはイエス・キリストが天照大神として祀られている。)旧約聖書の神・ヤハウェと新約聖書の神・イエス・キリストが伊勢神宮に祀られていることは事実である。(これは、現在日本の最高機密である。)

日本には多くの菩薩や如来が出ている。それゆえ、聖書の預言が成就されるのは日本人の心意気にかかっているのである。

私は数年前に、伊勢神宮に参拝したことがある。飛鳥昭雄氏の著書「心の御柱の謎」を読んで、どうしても確かめたくなったのである。内宮にはイエス・キリストである天照大神が祀られている。外宮にはヤハウェが祀られている。しかし、伊勢神宮の本宮になるのは伊雑宮(いざわのみや)であるというのである。飛鳥氏は「伊雑宮にはイエス・キリストの罪状版がある」と主張している。それゆえ、私個人としても確かめておきたかったのである。さすがに、内宮と外宮は管理が厳しく、地下殿にある三種の神器を見ることはできなかった。ところが、伊雑宮の方は若い神主と話をすることができた。私は飛鳥昭雄氏の本を読んで伊雑宮に来たことを告げた。すると、若い神主は「罪状版を見ている。」と答えたのである。それには「ナザレのイエス ユダヤ人の王」とヘブライ語、ラテン語、ギリシャ語で書いてあるということであった。イエス・キリストの罪状版がイエス・キリストの顔である。罪状版があるからこそ、伊雑宮が伊勢神宮の本宮になるというのである。伊雑宮が本宮になる時期は聖書の預言が成就するときであり、まだ先のことである。それまでは、国民には秘密にされているのである。

内宮には、イエスを磔にした聖十字架(Tの形をした十字架である)があり、ヤタノ鏡(モーセの十戒石版)、契約の箱が封印されて保管されている。外宮には、モーセの旗竿が祀られている。イスラエルの三種の神器であるアロンの杖、モーセの十戒石版、マナの壺は、日本の三種の神器のことである。つまりアロンの杖は、草薙の剣であり、熱田神宮に祀られている。マナの壺は、勾玉として現在、皇居内部にある「賢所」に安置されている。ヤタノ鏡(モーセの十戒石版)は伊勢神宮の内宮にある。イスラエルの三種の神器が日本の伊勢神宮の周辺に保管されていることは、何を意味しているかということである。結論は、聖書の民は、日本人であり、日本人こそ、真のユダヤ人であるということなのである。現在、イスラエルの住んでいる人たちは、アシュケナジーユダヤ人であり、本当のユダヤ人ではない。ユダヤ人は黄色人種であるからである。イエス・キリストも黄色人種だった。白人ではない。白人ならば、真のユダヤ人ではないからである。欧米のキリスト教は、真のキリスト教ではなく、パウロによってもたらされたパウロ教(他力信仰)である。本当のキリスト教は、ペテロの流れを支持するユダヤ人原始キリスト教徒達によってもたらされた古神道である。古神道の中にキリスト教が生きているのである。

これは、私感であるが、古来から天照信仰が行われていると思えるが、神々習合(神仏習合)によって天照=イエス・キリストとして摩り替えられたのではないかと思料している。(これは、キリスト教においてもミトラ神とイエス・キリストを融合させてイエスの誕生日をミトラ神の誕生日にした事と似ている。イエスの誕生日は12月ではなく4月ごろであると推測されている。)

日本にイスラエルの三種の神器がもたらされた経緯を簡単に整理してみたい。

B・C722年→北朝イスラエル王国から十支族が消える。マナの壺とアロンの杖も消える。ユーラシア大陸の彼方へと姿を消してしまう。日本建国はB・C660年であり、失われたイスラエル十支族が建国したと考えられる。

B・C587年→南朝ユダ王国が新バビロニア王国により滅ぼされる前に、契約の箱と十戒石版とレビ族が消える。それは、イザヤとエレミヤの2人預言者によって契約の箱はネボ山に隠された。

B・C538年→アケメネス朝ペルシャが新バビロニア王国を滅ぼした為、補因されていたイスラエル人はパルスチナ地方に帰ることを許された。破壊されたソロモン神殿を再建する。(ソロモン第2神殿)

国を滅ぼされたのは自分たちの背教にあると反省し、戒律中心のユダヤ教を確立する。しかし、バビロンの補因の屈辱から「タルムード」を作ってしまい、本来の宗教から離れてしまうのである。

A・D66年エルサレムから二支族(ユダ族、ベニヤミン族、一部のレビ族も含む)の原始キリスト教徒が脱出する。ペラから先は不明となる。これは、イエス・キリストからの神託があり、契約の箱・十戒石版をもって、失われた十支族を追って東方に向かう。彼らは秦氏となって日本に渡来する。

応神天皇に絶対神「ヤハウェ」が降臨し、イエス・キリストであると告げた為、先に王国を築いていた物部氏は応神天皇に従った。絶対神「ヤハウェ」が各地に現れ、応神天皇に聖霊が降りるのを見たからである。しかし、畿内の物部氏は「自分たちは裏切られた」と思い込み、信仰を捨てた応神天皇に対して反乱を企てる。畿内では、旧約の神ヤハウェを唯一の神とする強い信仰があったからである。

天からヤハウェが光り輝きながら先頭の真ん中に降臨した為、古い旧約の神は新しい新約の神に全権を譲ることになったのである。

こうして応神天皇は大和朝廷を開き、契約の箱、十戒石版、マナの壺、アロンの杖の全部を手中に収めたのである。

聖徳太子の預言書「未来記」に、日本を滅ぼす3人の悪僧の名前が出ている。親鸞、一遍、日蓮である。親鸞の生命はパウロであり、菩薩である。しかし、パウロには正法をメシア信仰にしてしまうという癖がある。親鸞も同様に「南無阿弥陀仏」と唱えれば、天国に行けると吹聴した。阿弥陀仏とは、アミーのことであり、イエス・キリストを指している。つまり、「イエス・キリストに帰依します」と唱えているのである。唱えてもイエス・キリストの教えを実践しなければ、何にもならないということは真実である。パウロもイエス・キリストの教えをあまりにも神聖化した為に、他力信仰にしてしまったのである。本当のキリスト教は、偶像崇拝ではない。メシア教でもない。自力を基本として、愛の行為を多くの人にすることである。マリア像やイエス像を拝むことではない。欧米のキリスト教は、本当のキリスト教(正法)から逸脱しているのである。親鸞もパウロと同じ過ちをした。阿弥陀仏を拝ませてしまったことである。一遍も親鸞と同様に踊る宗教で多くの人々を惑わせた。一遍も他力宗教を民衆に押しつけた。それでも地獄には落ちてはいない。地獄に落ちたのは、日蓮である。日蓮は、他宗を誹謗中傷、罵詈雑言の言いたい放題だった。そのため地獄界と同通してしまったのである。日蓮は600年間地獄で反省をさせられたのである。地獄に落ちている人たちの全員が自分は悪いことをしていないというのである。自分で、そう思っても客観的に見て悪かったからこそ、地獄に落ちているのである。つまり、光子量が少なく心の状態がススだらけであり、真黒くなっていることを認識する必要がある。それには、ブッダが開発した八正道が大切である。八正道に基づき心の状態を浄化させることが一番大切であり、菩薩行の前提条件なのである。