バカの壁を破る真実のパラダイム

(はじめに)

 私は高橋信次先生という偉大な人物に出会い真の宗教のあり方を知った。それ以来、偽物の宗教に惑わされることは無くなったと思っている。宗教や占いを生活の手段としているプロの宗教家や占い師は偽物であることを知ったからである。何故なら彼らは宗教や占いを金儲けの手段として、嘘(偽のパラダイム)を言うことによって信者を食い物にしている実態を知ったからである。私は、高橋信次先生の霊的自覚により占いにおける判断基準を確立することが出来た。それが数霊次元説である。
 高橋信次先生亡き後、私は二人の菩薩の著書に出会い、真実のパラダイムを知らされた。つまり、現在常識とされているパラダイムは偽のパラダイムであり、真実の情報が隠されていることに気付かされたのである。それゆえ、二人の菩薩が発信している情報を正しく伝えなければならないと思うに至ったのである。現在の日本国民は完全に養老孟司先生が指摘している「バカの壁」の中にいる。「バカの壁」を破らなければ、日本民族の使命を果たすことが出来ないと強く思っている。
 二人の菩薩とは明治天皇の孫で国際政治評論家の中丸薫先生とサイエンス・エンターテイナーの飛鳥昭雄氏である。中丸薫先生は天からのメッセージとUFOからのメッセージと地底人からのメッセージを受けられる霊道者である。天からのメッセージではエル・ランティーからのメッセージも受けられ、エル・ランティーが高橋信次先生であることを確認している。中丸薫先生は霊道を究め、遂に人類最高責任者であるエル・ランティーに辿り着いた。飛鳥昭雄氏は「聖徳太子の預言書」や「ヨハネの黙示録」をカッバーラと霊的能力で解明した。また、裏天皇と言われる裏神道の総元締めから日本の秘密を解き明かしても良いというお墨付きを得た唯一の人物である。飛鳥昭雄氏はカッバーラを神の証明の為だけに使用して、金儲けの為に使用していない。これは菩薩の生き方である。カッバーラをプロの占い師のように金儲けの手段としていないということである。カッバーラを神の証明だけに使用している生き方が菩薩なのである。宗教も占いも神の証明の為だけに使用すべきなのである。二人の菩薩は神の証明のために霊的能力を使用している。
 二人の菩薩は多くの著書を出版している。その著書の要約をして伝えなければならないと感じ、ホームページやワープロで纏めたものを整理してみようと思ったのである。中丸薫先生も2012年12月22日に地球がアセンションすると主張している。勇気を持ってバカの壁を破らなければ、その困難な事態を乗り越えることは出来ない。是非一読することをお勧めしたい。
*  パラダイムとは一時代の支配的な物の見方であり、特に科学上の問題を取り扱う前提となるべき時代に共通な体系的想定を言う。
*  アセンションとは次元上昇という意味であり、中丸薫先生はUFOや地底人からのメッセージにより、地球は現在の3次元から5次元に次元上昇すると主張している。次元上昇において、3次元の肉体とは異なる半霊半物質の世界に入っていくということになる。地球は優良の星に変わるプロセスでもある。アセンションに備えて心の浄化を実施しなければならない。特に日本人は特別の使命を担っている為、真実のパラダイムに目覚めなければならない。

 

(1)現代科学の限界


現代科学はニュートン力学と相対性理論と量子力学を合わせた理論体系の科学である。3次元現象界を支配する物理学はニュートン力学であり、4次元世界を支配するのはアインシュタインの相対性理論であり、5次元世界を明らかにしたのが量子力学である。現代科学では物質の根源である原子・素粒子についての状態は説明できても、その状態を生み出しているエネルギーそのものが分かっていない。このエネルギーこそ、霊子である。原子を動かしているものは光子(フォトン)である。光子を作っているのが霊子であり、人間の心なのである。つまり、人間は三体によって構成されている。人間の肉体は原子細胞から出来ている。同時に光子体というものがあり、その光子体を維持する霊子体から成立している。原子細胞体(肉体)、光子体(意識の殻)、霊子体(意識の中心である心)の三体から人間の体は構成されている。3次元現象界では、肉体と光子体が一体となっている。立体的には人間の五体は原子と光子が重なり合って出来ているが、霊子は次元の異なる世界で、霊子線という糸を通して人間の五体に生命を与えている。現代科学では、光子(フォトン)は発見できても、霊子を発見することは出来ない。霊子こそ神仏であり、エネルギーそのものである。(霊子の発見は22世紀になると預言されている。)光子の速度は光速度であるが、霊子の速度は超光速度である。つまり、人間の心は霊子で出来ているので想念は超光速度で伝達される。高橋信次先生は霊子の存在につき明確に認識しており、心に形があることを証明した。心を具体的に認識できることは9次元宇宙界レベルであることを示している。霊子の存在が発見されれば6次元世界を明らかにする霊子力学が開発される可能性がある。


(2)量子力学の世界


光が波の性質を持つという発見はトーマス・ヤングによってもたらされた。粒でもあるという発見はマックス・プランクによってもたらされた。光の持つ2つの性質(粒と波)のうち、粒の方に着目して量子としたのである。つまり、量子も光子の側面のひとつであり、量子力学は光子力学でもある。量子力学の結論は「意識(想念)が現実を創造する。」ということであり、「宇宙エネルギー(波動)は宇宙の隅々まで無限に広がっている。」ということである。一個の粒子(波動)が宇宙の隅々まで存在を広げ、宇宙全体が一個の粒子(波動)に向けて収斂されているということである。これは、ブッタの宇宙即我の境地である。ブッタは宇宙即我の境地を体験し、人間は神の子であり、自分の内に宇宙の全てが存在していることを悟ったのである。量子力学の第一基本原理は「ミクロの物質は確率法則によって支配されている」である。量子力学の第二基本原理は「人の意識が、この世の現実を創造する」である。第一基本原理につき、粒子の動き回る位置と運動スピードの両方を見ることは出来ない。個々の粒子が将来どうなるかという運命を予測することが出来ないということを示した。アインシュタインは粒子の位置と運動速度の両方を同時に測定できると考えていたが、間違いであった。つまり、超光速の波動の存在(霊子の存在)を認めざるを得なかった。(アインシュタインの間違い)

  1. 光速を超える物質は存在しないと考えていたが、超光速の波動(霊子)の存在があった。

  2. 当初、エーテルの存在を否定していたが、後年になり、エーテルの存在を認めた。真空間に宇宙エネルギー(波動)が存在しているからである。空間こそ万物を生じさせる母体であると認識された。

    第二基本原理の行き着く先は仏教思想である。仏教は、この世の万生万物の根源は「空」であり、「空」から万物が創造され、再び「空」に還ると教えている。量子力学も「空間が物質を生じ、また空間に還元させる母体物質である。」としている。

    (まとめ)

    人間神の子という認識を持っていれば、5次元の意識である。この世は自分が創り出した「仮想の世界」であり、自分の想念を変えることによって、世の中(仮想の世界)の事象は変えることができるという意識が5次元である。4次元の意識は、自分を変えることによって自分の運命を変えられることを知らない。仏教の本質は6次元にある。6次元の意識は自由な想念を神の意識(慈悲と愛、中道)に合わせようとすることである。神の意識が分からなければ、いつまでたっても5次元止まりである。神の意識とは①慈悲と愛 ②転生輪廻 ③永遠の生命を知ることである。さらに、この世に生まれる目的は①この世をユートピアにすること ②自分のカルマ(転生輪廻の過程で創り出された心と行動の癖)を修正することである。7次元の世界は菩薩の世界であり、神理伝道行為や衆生済度行為や問題解決行為が使命となる。8次元如来界の世界は衆生済度行為のみであり、宇宙即我の体験をし、初めて神の意識と同通する。9次元宇宙界は真のメシア(救世主)の世界であり、エル・ランティーがいる。イエス・ブッタ・モーセはエル・ランティーの分霊である。「高橋信次先生はエル・ランティーの分身である」と中丸薫女史が紹介している。(分霊は分け魂であるが、分身は生命体そのものである。)つまり、エル・ランティーが初めて地球上に肉体を持ち、9次元の意識である信という慈悲と愛を総合した指導者の意識を示したのである。量子力学の意識は、5次元の意識である。「良いことを想えば良いことが起き、悪いことを想えば悪いことが起きる」という心の法則は、量子力学でいう「意識が現実を創造する」ということである。霊性を最高度に発揮するためには、神の意識に合わせることであり、6次元の意識を学ぶことである。

(3)裏NASAからの情報


NASA (アメリカ航空宇宙局)は、全米各地に11の巨大施設を持つ国家組織の為、アメリカの国益に反することは、すべての情報を隠蔽し情報操作している。NASAは表向きに旧態依然とした学者達を置き、革新的な頭脳を持つ学者が裏からNASAの探査計画を推進している。表NASAはビックバン宇宙理論(宇宙は爆発によって生じたとする仮説)を主張しているが、裏NASAはイマヌエル・ヴェリコフスキー理論を前提にしてプラズマ宇宙理論を展開している。その情報を飛鳥昭雄氏が入手して、分かりやすく解説しながら公開している。それゆえ、NASAからの真実の情報は裏NASAからもたらされたものである。裏NASAは極秘裏に木星を電磁波によって詳細に探査した結果、大赤斑の下に巨大な火山が存在することを突き止めた。コードネーム「クロノス」と命名された。クロノスが大噴火した場合、そこから噴出した物質が天体を形成しうると判断し、金星が誕生したと考えた。裏NASAは地球の他に水星、金星、火星も木星のクロノスから誕生したと推測している。また、表NASAは公式に認めていないが、裏NASAは破壊されて小惑星帯となった惑星フェイトンと太陽を挟んで地球と反対側を点対称の位置で公転している反地球ヤハウェも、木星のクロノスから誕生したと推測している。裏NASAは、木星がガス惑星ではなく地殻を持った天体であったように、太陽も地殻天体であることを突き止めている。太陽にも超巨大火山があり、コードネーム「ヴァルカヌス」と呼んでいる。太陽系に存在する木星、土星、天王星、海王星といった巨大惑星は、みな太陽が噴出した天体だった。最初、太陽から巨大惑星が誕生し、その後、巨大惑星の一つの木星から地球型惑星が誕生したのである。地球温暖化の原因は一般的に二酸化炭素が原因であると言われているが、その影響は非常に小さい。実際は、太陽そのものが熱くなっている。太陽の活動が激しくなると太陽風も激しくなり、太陽系惑星はすべてプラズマに覆われることになる。これにより、地球でもオーロラが見られるようになり、最終的には大気が発光することになる。つまり、地球は灼熱地獄と化すと予想される。しかし、地球もプラズマを内部に宿す天体であり、地球内部のプラズマも強くなり地球表面に出てくると予想される。太陽からのプラズマと地球内部のプラズマが重なった時、亜空間世界が形成され、異次元に繋がるプラズマ・トンネルが開くという。


(4)ヴェリコフスキー理論


ヴェリコフスキーは今から4000年前に木星から金星が誕生したと発表した。灼熱の巨大彗星だった金星は、地球を始め太陽系の惑星に超接近を繰り返し、様々な天変地異を引き起こした。ヴェリコフスキーは、旧約聖書の出エジプトの暗黒や紅海割れの奇跡やヨシュアの太陽運行停止の奇跡は、巨大彗星だった金星が地球に接近した為に引き起こしたものであるとした。裏NASAは、さらに500年前の紀元前2500年頃、木星のクロノスが大噴火し、大赤斑から巨大惑星を放出したと推測している。それが、太陽系第12番惑星ヤハウェである。惑星ヤハウェは太陽系内を突進するうちに様々な異変を起こした。その最大な事件が木星と火星の間にあった太陽系第11番惑星フェイトンを木っ端微塵に破壊したことである。その破片は小惑星帯となって、現在も太陽の周囲を回っている。その後、惑星ヤハウェは火星に壊滅的打撃を与え、地球にはノアの大洪水を発生させた。さらに惑星ヤハウェは、超楕円軌道を描いて一時は太陽系から離れていったが、イエス・キリストの誕生の頃、ベツレヘムの星として太陽系に戻ってきた。惑星ヤハウェの誕生から約500年後に木星から巨大惑星が生み出された。裏NASAはコードネーム「メノラー」と名付けたが、現在の金星である。メノラーは真っ赤なダストを身にまとっていた為、火星の側をかすめた時に、そのダストを振りまいた。火星の重力に引かれて真っ赤なダストは、火星に降り注ぎ、その大地を赤く染めてしまった。そのため、火星は赤い惑星となった。メノラーは地球にも赤いダストの被害を与えていた。モーセの奇跡といわれる紅海割れの奇跡もメノラーが引き起こしたものだった。メノラーが火星に近づきすぎて火星の軌道を狂わせた為、今度は火星が地球に異常接近することになった。そのため、火星は軍神マースとなり、災いを運ぶ凶星となった。しかし、超楕円軌道を描いていた惑星も軌道が安定し、メノラーは金星として、火星も再び現在の軌道上に落ち着くことになった。メノラーより500年前に誕生した惑星ヤハウェは太陽の裏側を地球と点対称軌道を描いている。公転速度が地球より少し速いため太陽の端から顔を覗かせることになる。1999年8月11日に太陽系惑星がグランドクロスを示し、惑星ヤハウェも顔を出していた。


(5)地球内部の亜空間世界


プラズマとは原子を構成する原子核と電子がバラバラになった状態のエネルギーである。プラズマは障害物を透過することが出来る。障害物の方もプラズマに包めばプラズマに包まれた物体も透過することが出来る。つまり、複数の物体をプラズマに包んでぶっつけると互いにすり抜けてしまう。これをプラズマ・トンネルと呼ぶ。壁にプラズマを重ねた時、そこには特異な空間(亜空間)が出来る。亜空間は、この世の3次元空間と同じ空間であるが重なっている。ただし、亜空間へ侵入する為には、侵入する物体もプラズマで包み込み、亜空間を形成しなければならない。亜空間同士が重なった時、この世とあの世を繋ぐプラズマ・トンネルが開く。しかし、それはプラズマが発生している間だけ存在し、プラズマが消滅した瞬間、亜空間は消滅する。二つの空間に存在した物体は原子レベルで合体し、融合してしまうのである。プラズマは亜空間を形成し、プラズマが複数存在すると、その間にはプラズマ・トンネルが生じる。もし、プラズマ・トンネルの先が全く別な場所に出来た亜空間であるならば、瞬時にそこに移動することも出来る。つまり、瞬間移動テレポーテーションが可能となる。アメリカ軍がフィラデルフィア実験で駆逐艦エドリッジをフィラデルフィアの海軍工廠からノーフォーク軍港へテレポートした。これは、テスラコイルによって複数のプラズマが生じ、互いの亜空間がプラズマ・トンネルによって複雑に結びつき、偶然にもノーフォークの軍港に出口が出来てしまった為である。地球内部にもプラズマによって形成された亜空間世界がある。地球には地磁気があり、地球内部には高エネルギーの塊である外核がある。外核がプラズマ状態となっていれば、その内部には亜空間が生じる。地球の両極には、目に見えない大穴(プラズマホール)が存在する。この両極のプラズマホールは、そのまま地球内部のプラズマ亜空間に直結するプラズマ・トンネルとなる。地球内部には亜空間が存在し、そこには地球の表面とよく似た環境の世界(アルザル人の世界)が広がっている。リチャード・バート少将が地球内部天体アルザルに侵入した。バート少将がアルザル人を目撃しているが、髪が長くアジア人のようであったと語っている。また、巨大な葉巻型UFOを目撃している。アルザル人は高度の文明を築き、アジア人のような容貌をしている。地球内天体アルザルの空には太陽が無い。空自体がプラズマによって光っているからである。バート少将がプラズマ・トンネルを通って地球内部天体アルザルに瞬間移動したように動物達も地球上からやって来た可能性がある。ヴェリコフスキーは紀元前2000年頃、木星が大爆発して現在の金星が誕生したと主張した。巨大彗星だった金星は何度か地球に大接近して天変地異を引き起こした。その時、ポールシフト(軸移動)が起こった。灼熱の巨大彗星が地球に超接近した時、プラズマが乱舞し、地球内天体アルザルに通じるプラズマ・トンネルが開いた。地球上の動物のいくつかは集団で亜空間にある地球内天体アルザルの地表に移動したと思われる。ノアの大洪水を引き起こしたのは木星から誕生した太陽系第12番惑星ヤハウェである。惑星ヤハウェが地球に超接近した時、相当な磁気嵐をもたらした。惑星ヤハウェは月にも衝撃を与え、月の地殻が破壊され、月の内部の水が宇宙空間へスプラッシュし、膨大な水が地球を直撃したのである。これが、ノアの大洪水の真相である。


(6)ロズウェル事件の真相


1947年7月2日にニューメキシコ州ロズウェルでUFOが墜落した。墜落したデルタ型UFOに乗っていたエイリアンは人間だった。それも日本人と同じ遺伝子をもつモンゴロイドだった。墜落したUFO内部からエイリアンの住処に関するデータが手に入った。その文字の解読に成功し、彼らが地球内部のプラズマ領域からやって来たことが判明した。エイリアンが地球の中心部の亜空間に存在し、地球の両極にある亜空間トンネルを通ってUFOで出入りしていることが確認できたのである。エイリアンはプラズマが作り出した亜空間トンネルから地球内部のプラズマ領域(地球内天体アルザル)へと入り込んだ人類だったのである。バート少将が目撃した地球内天体アルザルに住む人間の容貌は黒い髪をしたアジア人のようであった。ロズウェル事件で墜落したデルタUFOから回収されたエイリアンは人間でモンゴロイドであった。つまり、エイリアンの正体はアルザル人だったのである。エイリアンの遺伝子を分析したところ、「YAP因子」なるものが発見された。「YAP因子」とは男性の染色体の一つでY染色体に存在する特殊な因子のことである。Y染色体の因子を持っている民族は日本人だけである。「YAP因子」は「YAP(+)因子」と「YAP(-)因子」に分けられる。「YAP(+)因子」をもっているのは縄文系の人々で、「YAP(-)因子」は弥生系の人々であることが判明した。縄文人はアイヌを含む日本列島の先住民で、弥生人は大陸からやって来た渡来系の人々である。エイリアンが持っていた遺伝子は「YAP(-)因子」であった。つまり、エイリアンは日本民族と兄弟であり、弥生系の人々に近いということである。エイリアンの目は一重まぶたで蒙古襞も確認されたというので平坦な顔立ちで一重まぶたの多い弥生系に近い。日本人に「YAP(-)因子」をもたらした弥生人は朝鮮半島からやって来たことが徐々に明らかになってきた。朝鮮半島に「YAP(-)因子」を持った人々がごっそり大移動したのである。4世紀頃、大陸の騎馬民族が朝鮮半島を南下し、九州に上陸し、圧倒的な機動力で先住民を征服する。そこから機内へと侵入し、西日本一体を制圧し、大和朝廷を開いたのである。日本列島に侵入したのは応神天皇その人であった。応神天皇こそ、朝鮮半島から日本に渡来した辰王「沸流」である。籠神社の極秘伝によれば、応神天皇は朝鮮半島からやって来た渡来人であるという。先住民の王家に入り婿することによって大和朝廷を開いた者と考えられる。日本人の中に「YAP(-)因子」を持ち込んだのは応神天皇が率いてきた騎馬民族集団だった。その実体は失われたイスラエル10支族だった。地球内天体アルザルに住む人間はモンゴロイドである。しかも、失われたイスラエル10支族の末裔とされる日本人と同じ遺伝子を持っていた。エイリアン=アルザル人の正体は失われたイスラエル10支族だった。アメリカ軍は決定的証拠を発見していた。それは、エイリアン・バイブルである。分析の結果、古代ヘブライ語に似ていることが判明した。エイリアン・バイブルは地球上の聖書と全く同じではなかった。始めのところは同じだが、後半に入ると全く違う内容が記されている。聖書は南朝ユダ王国の視点で書かれているが、エイリアン・バイブルは北朝イスラエル王国の視点で書かれていたのである。アッシリア帝国が滅亡した後、失われたイスラエル10支族は一人の預言者に導かれて長い旅をしている。北極に向かった時、そこで北の道を通り、現在の世界へとやって来た。失われたイスラエル10支族は北極圏に移住し、そこから極北を目指して旅を続けた結果、プラズマ・トンネルが開き、地球内天体アルザルへと入った。アルザル人の人口は、およそ10億人であり、預言者が国を統治している。「トーラー」における「十戒」を尊重し、崇高なまでの倫理観を持つアルザル人は人類が実現できなかった理想社会を築いている。そして、近い将来に彼らは地球表面に帰ってくる。アルザル人が国ごと大挙してやって来る時が来る。なぜなら、聖書に預言されているからである。アルザル人即ち失われたイスラエル10支族は遠い未来に回帰すると預言書にある。聖書に「失われたイスラエル10支族が終末の日に姿を現わし、再びイスラエル12支族が揃う時が来る」と預言されている。エレミアの預言では遠い未来に失われた10支族は「北の国」と「地の果て」からやって来るという。「地の果て」については預言者イザヤが「東の島々」と表現していることから、日本と考えて間違いない。「北の国」とは極北に出入り口のある地球内天体アルザルのことである。失われたイスラエル10支族は地球内天体アルザルから帰還する。アルザル人の地上帰還は「ヨハネの黙示録」に預言されている。「第5の天使がラッパを吹いた。すると、一つの星が地上に落ちてくるのが見えた。この星に底なしの淵に通じる穴を開く鍵が与えられ、それが底なしの淵の穴を開くと大きな竃から出るような煙が穴から立ち上がり、太陽も空も穴からの煙のため暗くなった。そして煙の中からイナゴの群れが地上に出てきた。」(「ヨハネの黙示録」第9章1~3節)


(7)「ヨハネの黙示録」の概要


「聖書の預言」とは「ヨハネの黙示録」のことを意味する。それは、ヨハネがパトモス島で霊視したことを書き記したものであり、人類の終末に至るまでの大異変と千年王国以後の物語である。7つの封印が封じられている巻物の封印をイエス・キリストが解くことにより、終末に向けての物語が始まる。封印を解くたびに新しい異変が準備され、第7の封印が解かれると、7つのラッパが次々と吹き鳴らされて恐るべき大戦争や大異変が起こる。次いで7つの鉢が地上に傾けられ、さらに大規模な災いが襲いかかり、人類は最後の審判を受けた後にイエスの再臨があり「千年王国」が始まる。千年の終わりにサタンは再び解き放たれ、最後の反逆を試みるが神に再び敗れる。サタンは地獄に投げ込まれ永遠の苦しみを受ける。天から下ってきた「聖なる都」新しいエルサレムでは神と人が共に住み、人は神の民となる。夜は無く太陽の光を必要としない「聖なる都」で神の統治が始まる。7つのラッパと7つの鉢は同じ異変を別な角度から見たものであり、同じ異変であることに変わりは無い。終末を告げる天の徴がある。それは、木星の大赤斑から再び巨大な天体が飛び出して地球に大接近する。巨大な灼熱の天体を裏NASAは「太陽系第13番ケツァルコアトル」と名付けた。ケツァルコアトルの意味は羽のある蛇だから絶対神の化身とされている。惑星ヤハウェがメシアを象徴する約束の赤星(ベツレヘムの星)なら、再び地球に接近してくる灼熱の巨大彗星は再び戻ると約束したケツァルコアトルの象徴となる。惑星ケツァルコアトルが向かう方向は太陽の巨大な吸引圏に引かれた内惑星となり、地球目掛けて突進してくることになる。その姿は、灼熱に燃える血に染まった星で長く尾を引く姿は真っ赤な鳥である。原始天体ケツァルコアトルの超接近で、凄まじい潮汐作用と磁気嵐が起こり、地球の全都市は壊滅され、海洋の水は盛り上がり巨大津波となって陸地を襲う。宇宙空間から降り注ぐ大異変が世界を滅亡させる。地球自体はポールワンダリング(極移動)を起こしてひっくり返ってしまう。地球を史上最大の大地震が襲い、一瞬にして世界は壊滅する。地球内部に大異変を起こし、地球は一挙に縮まりはじめ島々と大陸はプレートというベルトコンベアに乗った荷物のように逆行していく。昔の一つの巨大大陸だったパンゲアの姿に戻るのである。惑星ケツァルコアトルが放射する磁力線の渦は地球の磁場と反応するや世界規模の超高熱プラズマを発生させる。しかし、生き延びる人々は存在する。プラズマは過去に預言者エノクが住む街ごとプラズマ・トンネルを通して亜空間世界へと導いた。同様に絶対神を信じ、獣(偽キリスト)つまり世界を支配する世界統一政府の総統に従わなかった人々はプラズマ・トンネルを抜けて亜空間世界へと導かれることになる。地球内部の亜空間からも失われたイスラエル10支族の一団が巨大なUFOに乗って戻ってくる。


(8)ロスチャイルド家とロックフェラー家の対立


日本の幕末から明治維新にかけて日本はロスチャイルド家の傘下に入っていた。しかし、新興石油財閥のロックフェラー家が勃興し、世界覇権を手にしようとしていた。ロスチャイルド家からロックフェラー家に世界覇権が移ったのは1929年の世界恐慌からである。これは、ロスチャイルド家を叩く為にロックフェラー家が仕組んだ罠だった。アメリカは株式を大暴落させて、クズ値になった株式をロックフェラー家が底値で買い集めていった。これにより、アメリカはイギリス貴族達の支配から、ようやく脱出したのである。1913年連邦準備銀行(FRB)がロスチャイルド家主導で作られたが、ロックフェラー家がFRBの仕組みを乗っ取ってしまった。そして、1914年、仕組まれたようにヨーロッパで第一次世界大戦が起きる。サラエボ事件はロックフェラー家が政治的暗殺をやらせた。これで、欧州全体が火の海になった。1915年5月7日、米国人客を乗せた船が大西洋で撃沈した。これをキッカケにアメリカがヨーロッパ戦線に参戦する。しかし、事件はアメリカの自作自演だった。第一次世界大戦の真相はロックフェラー家による世界覇権の強奪劇だった。世界帝王になったアメリカの中央銀行を握ったロックフェラー家は、金融でも世界を支配し始め、1929年にロスチャイルド家に次の打撃を加えた。世界恐慌である。ロスチャイルド家を叩く為にロックフェラー家が仕組んだものだった。大暴落してクズ値になったアメリカ企業の株式を底値で買い集めて、イギリス貴族に打撃を与えたのである。日中戦争と太平洋戦争もロックフェラー家が仕組んだものだった。概して、ロスチャイルド家は平和的であるが、ロックフェラー家は攻撃的である。その性格が日本にも大きな影響を与えた。世界の世論が日本の中国侵略を非難し始めるのは1937年の盧溝橋事件の後からである。1937年7月8日からの北京、上海での日本軍の全面攻撃開始までは、欧米列強は日本を非難していない。なぜなら、欧米列強も中国各地に軍隊を置いていたからである。日本は遅れて来て、列強の真似をしただけである。盧溝橋事件(1937年)の後の総攻撃から8年間(1945年)までを本当の日中戦争とすべきなのである。外国によその軍隊がいたら、それを侵略という。それが、国際法の理解である。つまり、日本を含めた欧米列強も全て侵略国なのである。戦前は軍事官僚である軍人達がアメリカに操られていたが、民間人の右翼達も利用されるようになった。今でも官僚や政治家達がアメリカに操られている。特に、官僚達はアメリカの意向を忖度してアメリカの国益を優先させている。満州国建国はロスチャイルド家の支援を受けた事業であった。ロスチャイルド家は、亡命ユダヤ人達のために、今のイスラエルのような国を満州に作る計画を立てていた。この満州建国計画を「フグ・プラン」と呼び、岸信介ら革新官僚と石原莞爾ら関東軍が共に推進していた。石原は計画通り満州を占領した。しかし、中国全土には手を出す考えはなかった。しかし、関東軍が暴走した。そして、禁じての中国侵略を開始した。それを唆したのがロックフェラー家である。ロックフェラー家は広大な中国を狙っていた。邪魔なのはイギリス・ロスチャイルド家の勢力である。日本に中国侵略させて、ロスチャイルド家の勢力を追い落としにかかった。日露戦争後、ロスチャイルド系のハリマンは南満州鉄道を日本と共同経営する計画を立てた。しかし、その計画はロックフェラー系の小村寿太郎外相によって潰された。1921年12月にはセオドア・ルーズベルト米大統領によって日英同盟が破棄された。日本とロスチャイルド権益を戦争で破壊し、極東をイギリスから奪い取るのがロックフェラー家の計画だった。この手先となったのが帝国海軍である。平和主義と伝えられている海軍三羽烏(米内正光、井上成美、山本五十六)こそ、日本を戦争に引きずり込んだ張本人達である。ロスチャイルド家は日本に戦争をさせたくなかったが、ロックフェラー家の策略に乗せられて、中国全面侵略をするまでに泥沼に引きずり込まれた。そして、ABCD包囲網の罠にはまっていった。日本を中国への侵略戦争に駆り立てたのは、ロックフェラー系のフランクリン・ルーズベルト大統領達の綿密な計画があったからである。真珠湾攻撃も米内正光海軍大臣と井上成美中将、山本五十六連合艦隊司令長官らがアメリカに操られてやらされたことだった。大正から昭和にかけて相次いだテロ事件で殺された政財界人の大部分は、三井・ロスチャイルド系の政友会の人々である。原敬は1921年11月4日に暗殺された。犬養毅は1932年5月15日に暗殺された。(5・15事件)高橋是清は1936年2月26日に暗殺された。(2・26事件)彼らは国民に愛された指導者達だった。「中国には経済援助せよ。軍事進出はするな」と主張した。この政友会の優れた政治家達が次々にテロで倒されたのである。ロックフェラー(三菱)対ロスチャイルド(三井)という現代史の大きな対立構図を取れば明快である。日本を何としても侵略戦争に引きずり込もうと企んだロックフェラー系の人々がテロ事件の背後にいた。血盟団の井上日召もこうした勢力に操られていた。大アジア主義者の正義の民族主義は、こうして捻じ曲げられていった。日本はやがて、アジア圏への無謀な戦争に引きずり込まれる。2・26事件の青年将校達は純粋な動機で政治家達を暗殺したが、大きくは中国侵略戦争への国内体制固めであった。1937年2月、米内正光が海軍大臣に就任し、山本五十六が海軍次官に留任する。彼らはアメリカの手先であり、政府の中枢でおかしな動きをはじめた。1937年8月15日、海軍は中攻機による渡洋爆撃で戦争拡大の既成事実を作った。長崎県大村から出発した96式陸上攻撃機20機が南京を空襲した。台北からの14機も江西省南昌を空襲した。日本の無残な無差別爆撃はやがて世界中に報じられる。日本海軍機による爆撃は中国奥地の都市・武漢や重慶にまで及んだ。特に重慶には執拗に戦略爆撃が続けられた。非戦闘員を含む無差別爆撃の先鞭をつけたのは日本だった。後に日本はアメリカの大空襲に苦しめられる。多数の市民殺傷を生んだ重慶爆撃を指揮したのが井上成美である。米内が主導した海軍による初の渡洋爆撃作戦が当時の国際社会に日本軍の残忍さを決定的に印象付けたのである。この無差別爆撃で日中戦争の停戦協議のチャンスが失われたのである。1941年11月22日に日本海軍空母機動部隊は択捉島の単冠湾に集結し、11月26日にハワイに向けて出港した。日本時間12月8日、ハワイ近海において真珠湾攻撃を開始した。連合艦隊司令部では山本五十六が作戦を指揮していた。真珠湾攻撃には軍令部が皆反対していた。しかし、山本は受け入れなければ司令長官を辞職すると軍令部を脅して押し切ったのである。日本の暗号は解読され、真珠湾攻撃の正確な日時まで把握されていた。イギリスのチャーチル首相が英諜報機関からの情報をルーズベルト大統領に提供していた。全ては巧妙に仕組まれ計画されていたのである。日本軍の行動はアメリカ政府に全て察知されていた。日本軍の攻撃はハワイ時間で午前7時55分から午前9時45分まで続けられた。大破した戦艦は旧式のものだった。山本は明らかに手抜き攻撃をしてアメリカの戦力を温存させたのである。ルーズベルトは上院議会に日独伊への宣戦を要請し、圧倒的多数で承認され宣戦布告した。ルーズベルトはロックフェラー家の操り人形となって真珠湾攻撃を仕組んだ。そして、戦争反対のアメリカ世論を覆したのである。イギリス・ロスチャイルド家とアメリカ・ロックフェラー家の世界覇権を巡る抗争から日本は中国と泥沼の戦争に追いやられた。そして、アメリカにおびき出されて太平洋戦争を始めた時点で日本は、すでに敗北していたのである。日本を世界の孤児にしたのは米内光政である。米内光政はロックフェラー家に操られていた。米内は日米開戦直前に日本の首相にもなっているし、何度も海軍大臣をしている。普通、これは絞首刑確定のA級戦犯ものの経歴である。だが、海軍大臣だった米内をはじめ海軍軍人は一人も絞首刑になっていない。米内は巧妙にも対中国開戦直前の第二次、第三次近衛内閣と日米開戦に直接関与した東条英機開戦内閣には関与していない。東京裁判では一貫して戦争開始責任が問われている。首相を務めたこともある広田弘毅は軍人ではなく外務官僚出身の政治家だったが、日中戦争が始まった時の第一次近衛内閣の外務大臣だった為、戦争責任を問われ絞首刑になった。米内だって同じ第一次近衛内閣の海軍大臣であった。しかし、米内は軍人であったのに絞首刑になっていない。やはり、米内こそはアメリカのルーズベルトとロックフェラー家の傀儡だったのだ。阿南惟幾陸軍大臣は米内や山本達の動きは怪しかったと感じていた。彼らはアメリカと繋がっていたのだと理解したが既に遅かった。阿南は自害することで天皇や国民に大罪を謝罪したのである。この戦いの張本人である米内を「斬れ」と叫んで死んでいった。


(9)東京裁判の真実

①A級戦犯など存在しない。

日本は無条件降伏をしたのではなく、ポツダム宣言を受諾したのである。ポツダム宣言が発せられた当時、戦争犯罪について戦争を計画したり準備をしたり始めたりしたことを平和に対する罪として定めたが、それは国際法にもどこにも無かった。すなわち、「平和に対する罪」は戦争犯罪には当てはまらないのである。東京裁判がポツダム宣言によるものでないならば、裁判管轄権はどこにあるのか? この陳述に答えられる者はいない。裁判管轄権を示せないような裁判は裁判ではない。A級戦犯に対する告訴は直ちに棄却すべきである。結局、これらの陳述に回答が無いまま裁判は強引に進められ、連合国側はポツダム宣言に基づかず東京裁判を行った。東京裁判以後、戦争犯罪に対する裁判は何度か行われているが、東京裁判のA級戦犯に対するような「戦争を準備した罪」や「戦争を始めた罪」で裁かれた例は一つも無い。未だに、これらを戦争犯罪とする規定は国際法には無い。いかなる文明国にも、これらを戦争犯罪にする概念は無いのである。つまり、A級戦犯とされた罪状は何の根拠も無いのである。昭和26年9月にサンフランシスコ講和条約が調印され、昭和27年9月に発効した。これにより、日本は被占領状態を脱して独立主権を回復した。日本は講和条約が発効すると第11条の規定に基づき、国会決議を経て、関係11カ国の同意を得て、A級戦犯とされた人達を釈放した。(第1条は日本が要請し、関係国の過半数が同意すればA級戦犯を赦免しても良いという規定である。)これにより、A級戦犯とされた人達は国際法的根拠も無く判決を受け拘禁されたのだからA級戦犯など存在しないということである。


A級戦犯の解釈を捻じ曲げてしまった。日本の国会も国際社会もA級戦犯は無くなったと認めている。しかし、いつの間にか中国に擦り寄るために外務省の解釈を捻じ曲げてしまったのが、後藤田正晴官房長官だった。日本は東京裁判を受諾したという日本にとって極めて不利な解釈を求め、外務省の当時の小和田恒氏が、これに応じて日中関係をはじめとする外交理論に整合性をつけたというのが真相のようである。そして、日本の政治家達は、この捻じ曲げられた解釈に引きずられ、東京裁判史観(自虐的史観)を振り払うことが出来ないでいる。

パール博士の判決書が真実である。東京裁判で日本の人道に反する罪が糾弾された時である。ブレイクニー弁護人は「都市に原爆を落とし、無差別攻撃を加えた国が誰に向かって人道に背いたなどと言えるのか」と反論している。アメリカの東京大空襲や広島と長崎への原爆投下はホロコーストだった。「原爆投下は戦争を早期終結のためで、それによって多くの生命が救われた」などと言うのは、原爆投下を正当化するために後からつけた屁理屈に過ぎない。紛れも無くホロコーストである。ホロコーストという反人道の極限をやったアメリカに日本を裁く資格があるのかと言いたい。インドのパール博士は唯一の国際法専門家である。パール博士はパール判決書を書き上げたが、一度も法廷で読み上げられることも無く、出版することも許されなかった。パール判決書には「日本は自衛の為の戦争をしたのであり、侵略戦争をしていない。日本は無罪である。」と明記されている。日本に押し被さっている問題は、全て東京裁判に根源を発している。その日本人が東京裁判を知らないことが、日本をさらにおかしくしているのである。


(10)真実の日ユ同祖論

多くの日ユ同祖論者達が「失われたイスラエル10支族は日本民族である」と結論付けている。ラビ・マーヴィン・トケイヤー著「日本・ユダヤ封印の古代史」やヨセフ・アイデルバーク著「大和民族はユダヤ人だった」を読めば、そのことが良く分かる。しかしながら、彼らが提出した証拠は状況証拠であり、決定的証拠ではなかった。状況証拠とは民族の習慣・風習の類似性、神社と幕屋の類似性、日本語とヘブライ語の類似性、「記紀」の物語と聖書の物語の類似性、契約の箱と御神輿の類似性などである。決定的証拠とはイスラエルの三種の神器(モーセの十戒石板、マナの壷、アロンの杖)と契約の箱の行方と所在を明らかにすることである。決定的証拠を明確にしたのは飛鳥昭雄氏である。飛鳥氏は裏天皇といわれる大烏と二度に亘り会談し、大烏から突きつけられた厳しい質問に全て回答し、大烏を感心させた為、「日本の歴史の秘密を解き明かしても良い」とのお墨付きを得た唯一の人物である。裏天皇とは、天皇が背負う使命の全てを担い、神道界を仕切る総元締めであり、その正体は八咫烏である。八咫烏は12人の秘密組織であり、そのうち3人が大烏と呼ばれる。3人の大烏で1人の金鵄を形成し裏天皇といわれている。つまり、3人の大烏=金鵄=裏天皇である。八咫烏は天照大神のご神託に基づき、日本の国の全てにカッバーラにより国仕掛けを行った為、それを打ち破り秘密を解き明かす者が現われるまで守り続ける使命を持っている。また、八咫烏は皇室の人間と同様に戸籍の名前も無い為、現在の法律が適用されない。極端な話、人を殺しても罪に問われることは無い。昭和初期まで大烏との会談が許された者でも、奥義を授けるに値なしと判断された場合は、例えどのような人であっても、すべてこの世から抹殺されたといわれている。

  1. 失われたイスラエル10支族とは何か?

     アブラハムの一族は遊牧民の為、「さまよえる人」と言う意味で「ヘブライ人」と呼ばれた。アブラハムにイシマエルとイサクという名前の子供がいた。アブラハムとエジプト人の間に生まれたイシマエルから後のアラブ人が誕生する。イスラム教の正当性はここにある。旧約聖書によると神の預言者の系譜はアブラハムからイサクへと受け継がれる。さらに、イサクからヤコブ(イスラエル)へと受け継がれる。預言者ヤコブは神の御使いに出会い、ひょんなことから格闘するはめになり、ついに御使いに勝ってしまった。そのため、ヤコブは「神に勝った者」と言う意味の「イスラエル」と名乗り、彼の子供はイスラエル人と称した。ヤコブ(イスラエル)に12人の息子がいた。「ルベン」「シオメン」「レビ」「ユダ」「イッサカル」「ゼブルン」「ヨセフ」「ベンヤミン」「ダン」「ナフタリ」「ガド」「アシュル」という。彼らの子孫から「イスラエル12支族」が誕生する。一般的には「レビ」を祭祀専門の氏族として別格に扱う。神への神聖な儀式を行う人々として独立させ、それぞれの子孫が独自の支族を形成する。即ち「ルベン族」「シオメン族」「ユダ族」「イッサカル族」「ゼブルン族」「エフライム族」「マナセ族」「ベニヤミン族」「ダン族」「ナフタリ族」「ガド族」「アシュル族」である。

    イスラエル12支族は古代エジプトに寄留していたが、救世主モーセと預言者ヨシュアの指導によりパレスチナ地方に定住し、イスラエル王国を築く。最初の大王はユダ族の「ダビデ」であった。ダビデの子「ソロモン」時代にイスラエル王国は繁栄する。しかし、3代目の「レハブアム」の時代にエフライム族の「ヤロブアム」と「レハブアム」が対立し、紀元前931年にイスラエル王国は「北朝イスラエル王国」と「南朝ユダ王国」に分裂する。北朝イスラエル王国は「ルベン族」「シオメン族」「イッサカル族」「ゼブルン族」「エフライム族」「マナセ族」「ダン族」「ナフタリ族」「ガド族」「アシュル族」の10支族から成る。南朝ユダ王国は「ユダ族」「ベニヤミン族」から成る。ただし、「レビ族」だけは祭祀人のため両国それぞれに帰順した。

    ソロモン王が建設した神殿はエルサレムにあった。エルサレムは南朝ユダ王国にあった為、北朝イスラエル王国は「ゲルジム山」に別の聖地を設けて神殿を造った。しかし、その神殿で祀られていたのは異教の神であった。そのため、北朝イスラエル王国は紀元前722年にアッシリアにより滅亡した。旧約聖書には北朝イスラエル王国が滅亡したのは偶像崇拝したからだと記されている。偶像崇拝した為、天罰として滅亡したのである。南朝ユダ王国も偶像崇拝を始めた為、預言者「イザヤ」の警告も虚しくイスラエル人は堕落していく。新バビロニア王国の攻撃により紀元前586年にソロモン神殿は破壊され、南朝ユダ王国は滅亡し、イスラエル人は補因されてしまうのである。紀元前538年にペルシャは、新バビロニア王国を滅ぼし、補因されていたイスラエル人が故郷へ帰ることを許した。補因から開放されたイスラエル人は故郷のパレスチナへ向かいソロモン神殿を再建する。これが「ソロモン第二神殿」である。国を滅ぼされたのは自分達の背教にあると信じ、戒律中心のユダヤ教を確立させた。同時にバビロン補因の屈辱から「タルムード」を作り、神の心から離反してしまうのである。新バビロニア王国に補因されていた南朝ユダ王国の人間がパレスチナ地方へ戻ってくると北朝イスラエル王国の人間の姿は無かったのである。彼らは一体どこへ行ってしまったのか? 記録らしい記録は殆んど残っていない。そのため、イスラエル10氏族の蒸発は世界最大の謎とまで言われているほどである。彼らを「失われたイスラエル10支族」と呼ぶ。

  2. イスラエルの三種の神器と契約の箱とは何か?

    イスラエル12支族は古代エジプト王国で奴隷生活を送っていたが、救世主モーセが現われ、数々の奇跡を示し、イスラエル人をエジプトから脱出させる。モーセはシナイ山の山頂で絶対神ヤハウェから十戒を受ける。モーセが授かった十戒石板が第一の神器である。第二の神器はマナの壷である。エジプトを脱出して約束の地カナンに入るまで、イスラエル人の食料として絶対神ヤハウェはマナを降らせた。マナとは白いウエハウスのようなもので食べると非常に甘い蜜のような味がしたという。マナを入れた壷がマナの壷である。第三の神器はアロンの杖である。この杖は古代エジプトのファラオの前で生きた蛇になったことは有名である。以上の三種の神器を納めていたのが契約の箱である。契約の箱を担ぐのはレビ族でなければならなかった。彼らは永遠の主に仕える為に、主によって選ばれた者である。「レビ族以外の者が契約の箱を手にしたら、死は免れない」と言われている。契約の箱は、プラズマ兵器のように危険な存在でもあるからだ。

  3. 契約の箱はどのように日本に運ばれたのか?

    アッシリア帝国が侵攻して、北朝イスラエル王国を滅ぼした時のことである。その時、天使が現われ、アッシリア軍を防いだ為、エルサレムは陥落しなかった。預言者イザヤは、神から紀元前587年に南朝ユダ王国が滅びることを知らされていた。ソロモン神殿が破壊されることも知らされていた。そこでイザヤは、契約の箱をソロモン神殿からレビ族を使って組織的に持ち出した。偶像崇拝で汚れる前に、とりあえず神殿から運び出すことが目的だった。イザヤと入れ替わるようにして預言者エレミアが現われた。エレミアはイザヤの使命を継承した。エレミアはソロモン神殿の外にあった契約の箱を遠くへと運び去った。エレミアはモーセが神から約束の地を示されたネボ山に隠した。メシアが現われて、全イスラエル人を救う時こそ、契約の箱が出現する時である。イエス・キリスト直系の弟子でユダヤ人原始キリスト教徒達から成るエルサレム教団は、常にソロモン第二神殿で祈りを捧げていた。そのエルサレム教団が紀元後66年に勃発した第一次ユダヤ戦争の直前、突如エルサレムを放棄し、ペラという町に集団移動している。それは、絶対神ヤハウェからの預言だった。エルサレム教団がペラに長居せず再び何処かへ消えた。彼らは契約の箱と幕屋を手にし、臨在した神の御霊が導くままに東方に向かった。ユダヤ人原始キリスト教徒達は、秦氏となって日本に渡来してくるのである。「異邦人の道に行ってはならない。また、サマリア人の町に行ってはならない。むしろ、イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい」(マタイによる福音書第10章5節)

    エルサレム教団が向かった先はイスラエル10支族の住む地である。紀元後1世紀頃、西アジアから大量の遊牧民が流入してくる。中国人から秦人(しんじん)と呼ばれた。秦人は数多くの民族から成っていた。その一つがユダヤ人原始キリスト教徒である。彼らは、西アジアの動乱を避け、シルクロードを通ってやってきた。

    紀元後4世紀に北方の騎馬民族が南下してくると再び朝鮮半島は混乱し、戦火を逃れた民族が日本列島へと大量に渡来してくる。その中心がユダヤ系秦氏である。日本にやってきた渡来人の多くは新羅からやって来た。ユダヤ人原始キリスト教徒である秦氏を朝鮮半島から招き入れたのが応神天皇である。応神天皇は朝鮮半島出身の渡来人の大王で騎馬軍団を率いて九州へ上陸し、九州にあった物部王家に婿入りすることで大和朝廷を開いた。高句麗の王チュモンに2人の息子がいた。兄を沸流、弟を温祚といった。温祚の国は発展し、百済となったが、沸流の国は衰亡し、沸流は自殺してしまったと百済本記に書いている。しかし、自殺ではなく、沸流は朝鮮半島を南下し、伽耶から九州へ上陸して応神天皇になった。「マナの壷」はガド族が継承した。応神天皇はガド族であった。ミカドと呼ばれるのはガド族出身ということである。「マナの壷」は籠神社(このじんじゃ)に存在していたことが判明している。失われたイスラエル10支族である応神天皇にとって秦氏は遠い兄弟である。北朝イスラエル王国が滅亡した時点でイスラエル10支族は背教していた。応神天皇も異教徒になっていた。秦氏は原始キリスト教徒であり、ユダヤ教の本質を忘れていない。また、契約の箱を持っていた為、一目置かざるを得ない。応神天皇は秦氏を配下に置き、日本列島へと乗り込んできた。応神天皇は秦氏によって改宗して原始キリスト教徒になった。その理由は、応神天皇の前にイエス・キリストが降臨したからである。イエス・キリストが応神天皇の前に降臨して王権を授けた。そのため、天皇は代々天孫降臨の奥義を伝える為、大嘗祭を行ってきた。大嘗祭はイエス・キリストの霊と一体になり、正式に王権を継承する儀式である。応神天皇は朝鮮半島で成長し、大人になってから日本に渡来してきた。応神天皇が洗礼を受けて、原始キリスト教に改宗したのは九州である。イエス・キリストから王権を授かった時点で、応神天皇は秦氏の携えている契約の箱を手中に収めた。

  4. まとめ

  1. 紀元前722年に北朝イスラエル王国から10支族が消える。「マナの壷」と「アロンの杖」も消える。ユーラシア大陸の彼方へと姿を消してしまう。日本の建国は紀元前660年であり、失われたイスラエル10支族が建国したと考えられる。

  2. 紀元前587年、南朝ユダ王国が新バビロニア王国により滅ぼされる前に、契約の箱と十戒石板とレビ族が消える。それは、イザヤとエレミアによって契約の箱はネボ山に隠された。

  3. 紀元前538年、アケメネス朝ペルシャが新バビロニア王国を滅ぼした為、補因されていたイスラエル人はパレスチナ地方に帰ることが許された。破壊されたソロモン神殿を再建する。それがソロモン第二神殿である。国が滅ぼされたのは自分達の背教にあると反省し、戒律中心のユダヤ教を確立する。しかし、バビロンの補因の屈辱から「タルムード」を作ってしまい、本来の宗教から離れてしまうのである。

  4. 紀元後66年、エルサレムから2支族(ユダ族、ベニヤミン族、一部のレビ族も含む)の原始キリスト教徒が脱出する。ペラから先は不明となる。これは、イエス・キリストからの神託があり、契約の箱と十戒石板を持って、失われたイスラエル10支族を追って東方に向かう。彼らは秦氏となり日本に渡来する。

  5. 応神天皇に絶対神ヤハウェが降臨し、イエス・キリストであることを告げた為、先に王国を築いていた物部氏は応神天皇に従った。絶対神ヤハウェが各地に現われ、応神天皇に聖霊が降りるのを見たからである。しかし、機内の物部氏は「自分達は裏切られた」と思い込み、信仰を捨てた応神天皇に対して反乱を企てる。畿内では旧約の神ヤハウェを唯一の神とする強い信仰があったからである。天からヤハウェが光り輝きながら戦闘の真ん中に降臨した為、古い旧約の神は新しい新約の神に全権を譲ることになったのである。こうして、応神天皇は大和朝廷を開き、「契約の箱」、「十戒石板」、「マナの壷」、「アロンの杖」の全部を手中に収めたのである。

  6. 「マナの壷」は「八坂瓊勾玉」として天皇が所持しており、現在、皇居内部の賢所に安置されている。「アロンの杖」は「草薙の剣」として熱田神宮の御神体として安置されている。「十戒石板」は「八咫鏡」として伊勢神宮の内宮に祀られている。「契約に箱」は明治天皇によって封印され伊勢神宮の内宮にある。

    (11)天照大神はイエス・キリストである

    ①「記紀」の「天岩戸開き神話」はイエス・キリストの復活の場面のことである。

    神話学的に見て、天岩屋に籠もる天照大神は、そのまま横穴式墓に葬られた天照大神の遺骸を意味する。天皇が死ぬことを「お隠れになる」と表現するように天照大神もまた死んで天岩屋に隠れたのだ。よって、天岩屋から出てきた天照大神は、そのまま復活したことを意味する。これは、イエス・キリストの死と復活そのものである。類似性を列挙する。

  1. 天照大神が天岩屋に籠もった時、天宇受売命が裸踊りをした。イエス・キリストが死んだ時、すぐ側にいて、さらに復活した時、最初に対面したのはマグダラのマリアである。(エウゼビオスの教会史はマグダラのマリアはイエス・キリストの妻だったという記録がある。)

  2. 天照大神が天岩屋から出てくる時にかかわったのは布刀玉命と天手力男神の2人である。イエスが復活した時、そこにいたのは2人の天使である。

  3. 天岩屋の前にいたのは常世の長鳴鳥という鶏でコケコッコーと鳴いていた。イエスが磔にされる時、鶏が2回鳴いている。

    ②大嘗祭は天照大神からの王権神授の儀式である。つまり、イエス・キリストからの王権神授の秘儀である。王権を授けるのは地上と天上を支配している天照大神であり、新しい天皇は天照大神から王権を授けていただく必要がある。また、大嘗祭はイエス・キリストの最後の晩餐を再現している。「死と復活」が大嘗祭の秘儀である。天皇は「イエス・キリストの死と復活」につき身をもって疑似体験をする。これによって王権を継承するのである。

  1. 決定的証拠

    イエス・キリストが磔になった聖十字架が伊勢神宮の内宮地下殿にある。伊雑宮にはイエス・キリストの罪状板が保存されている。将来、伊雑宮が伊勢神宮の本宮になり、聖十字架に罪状板が据え付けられ、その下に契約の箱が置かれるからである。イエスの再臨の時期は伊勢神宮(内宮、外宮、伊雑宮)に三種の神器が揃った時である。

  2. その他の状況証拠

    1、中矢伸一著「日月神示 岩戸開きの始動」に世界一の超能力者の異名をとるブルガリアのベラ・コチェフスカ女史が伊勢神宮参拝した時の興味深い証言が紹介されている。

       (イ)伊勢神宮の外宮にヤハウェが祀られている。

       (ロ)伊勢神宮は大変な聖地であり、世界中の誰もが参拝し、祈りを捧げなければならない。

       (ハ)日本列島の周辺は聖的なバリヤーのようなものがあり、バリヤーで覆われている。

       (ニ)日本は地球の臍のようなもので宇宙エネルギーを一番ストレートに受ける特別な聖地である。

       (ホ)日本は21世紀に人類が平和を取り戻している過程で重要な役割を果たす。

       (へ)イスラエル10支族のうち、いくつかの支族が日本に来ている。

       (ト)4代目の女帝に子供がいなかったので密かにユダヤの末裔と婚姻が行われた。

    ((イ)に対する説明)

    伊勢神宮の外宮には豊受大神が祀られている。豊受大神は天之御中主神と同一神である。籠神社の極秘伝によると奈良時代以前の日本には唯一神の信仰が存在したとされている。つまり、豊受大神を絶対神としていたということである。古代日本に失われたイスラエル10支族と原始キリスト教徒が渡来したことを考えると豊受大神=絶対神ヤハウェであり、ベラ女史の霊感は正しかったといえる。

    ((ト)に対する説明)

         4代目の女帝は持統天皇である。初代の女帝は推古天皇(中丸薫女史の生命であることが判明している。)、2代目は皇極天皇、3代目は斉明天皇、4代目が持統天皇である。(皇極天皇と斉明天皇は同一人物である為、持統天皇は3人目である。)持統天皇は天武天皇の「記紀」編纂事業を継承し、ブレインである藤原不比等と国仕掛けを施した。天照大神が皇室の祖先の神であるとする信仰は、天武・持統天皇の時代に成立し、朝廷は伊勢神宮の内宮に天照大神を祀った。さらに、唯一神信仰から八百万の神々への信仰へと無理やり変更させたのである。持統天皇の孫である軽皇子が文武天皇となり、その后に藤原不比等の娘・宮子がなっている。また、文武天皇と宮子の子が聖武天皇となり、その后に藤原不比等の娘・光明子がなっている。聖武天皇と光明子の子が女帝・孝謙天皇である。藤原不比等は大化の改新の立役者である藤原鎌足の子であり、ユダヤの末裔である。天皇家とユダヤが結ばれたことは明らかである。

    2、国仕掛けを命じたのはイエス・キリストである。

    (イ)イエス・キリストの命によって日本は築かれた。

        「私は、イスラエルの失われた子羊以外には遣わされていない。」(マタイによる福音書第15章24節)「私は、この囲いに入っていない他の羊もいるので、その羊も導かねばならない。その羊も私の声を聞き分ける。こうして羊は一人の羊飼いに導かれて一つの群れになる。」(ヨハネの福音書第10章15~16節)このイエスの言葉は、失われたイスラエル10支族を導くと宣言しているものである。失われたイスラエル10支族はイエスの声を聞き分け、一人の指導者(応神天皇)に導かれて大和朝廷を築くと宣言しているのである。応神天皇はヤハウェが降臨し、自分はイエスである告げた為、応神天皇はヤハウェ=イエスと認識できたのである。応神天皇は神(イエス)の命に応じた天皇と言う意味である。

    (ロ)イエス・キリストが国仕掛けを命じたのは、日本の存在を世界の目から隠す為であった。

         イエスはアカシックレコード(過去・現在・未来の出来事がイメージにより記録されているもの)を熟知している為、ルシフェル(サタン)の目を欺く為、日本に国仕掛けを命じたのである。もし、三種の神器や契約の箱の存在を隠さずにいて、日本人が失われたイスラエル10支族であると世界に向かって発信していたら、間違いなく闇の権力により秘宝は強奪され、闇の権力が契約の箱の占有権・所有権を主張して世界の王であることを宣言するかもしれない。そのようになれば、サタンの思う壺であり、聖書の預言は実現しないかもしれないのだ。聖書の預言の中で最も重要なイエスの再臨が実現するには条件がある。契約の箱、三種の神器、その他の要件を完備しなければイエスの再臨は実現しない。それゆえ、終末の日まで世界の目から隠す必要があったのである。ちなみに、ベラ女史が失われたイスラエル10支族につき話そうとした時、天上界から「まだ話してはならない」と言われたそうである。天上界でも秘密にすることはあるのである。


3.伊雑宮の秘密

(イ)イエスが磔になった十字架はT形をした十字架だった。T形十字架の上に罪状板を掲げた為、全体で十字のような姿になったのが真相である。ローマ人は十字架を処刑の道具としか考えない。しかし、ユダヤ人原始キリスト教徒にとっては全人類の贖罪の象徴であり、イエス・キリストのシンボルである。それゆえ、聖十字架はエルサレム教団と共に第1次ユダヤ戦争勃発直前にエルサレムからヨルダン河東岸のペラへ持ち込まれたと見て良い。そして、シルクロードを東に進み、日本列島に持ち込んだのである。

(ロ)現在、聖十字架は伊勢神宮の内宮地下殿にある。聖十字架は2000年たっても全く腐敗せず、真新しい木材のままである。伊勢神宮が絶対三神にちなんで三宮から成立っている事を隠す為に、伊雑宮を封印したのである。本当の伊勢神宮は伊雑宮である。伊雑宮を「生命の樹」の右側(慈悲の柱)とする為に内宮と外宮を設置した。その上で慈悲の柱そのものを封印したのである。奥義を解き明かす鍵を内宮と外宮の「心御柱の正中はずし」として暗示したというのが真相だった。

(ハ)聖十字架において、イエス・キリストの名前を記していたのは罪状板のみである。現在、伊雑宮に納められている御神体は罪状板である。罪状板には「ナザレのイエス、ユダヤ人の王」と書いてある。伊雑宮が本宮になるのは天照大神(イエス)の名を持っているからである。

(ニ)伊勢神宮が三種の神器を全て所持した時、伊勢神宮の構造そのものが大変革する可能性がある。伊雑宮に聖十字架があった以上、最終的には聖十字架は伊雑宮に戻される。そして、聖十字架には罪状板も据え付けられる。その下には、契約の箱が置かれる事になる。三種の神器が伊勢神宮の内宮に「アロンの杖」、本宮となる伊雑宮に「十戒石板」、伊勢神宮の外宮には「マナの壷」が安置されると考えられる。これらの条件が整った時、イエスの再臨(天照大神の降臨)がなされるのである。八咫烏の情報によると、「イエスの再臨は伊勢神宮ではなく、京都の船岡山である」と言われている。


4.日本と言う文字の秘密


日本の国旗は日の丸である。赤い丸は太陽を意味し、天照大神=イエス・キリストを表わしている。旗竿の先にある金玉は金鵄、柄の部分の白黒のストライブは八咫烏を象徴している。「日本」の文字には十字架が隠されている。「日」は太陽であり、「本」という文字は「大」と「十」から成る文字である。それゆえ、十字架に人体を意味する「大」が磔になった状態を表わしている。つまり、日本という文字は天照大神(イエス)が十字架に掛かったことを象徴しているのである。また、日は「○」であり、本は「+」である。陽と陰である。阿吽の「あ」と「ん」は日本語の50音では最初と最後の言葉となる。イエス・キリストは自らを指して「アルファにしてオメガである」と述べている。したがって「日本」と言う文字はイエス・キリストを意味しているのである。それゆえ、イエス・キリストと千年王国を築くのは日本人が中心にならざるを得ないのである。伊勢神宮の護符には「蘇民将来」が必ず記されている。漢字の意味を解くと「未来において、この民は再び目覚める」という意味である。蘇民とはヤハウェによって選ばれたイスラエル人に他ならない。(日本人を意味している。)自分達の国にヘブライの奥義が無限に隠されていることに気付くということである。日本人がイスラエルの血を引く者であり、重大な使命を担っていることを知る時が来るということである。なお、現在のイスラエル国はアシュケナジーユダヤ人が大部分であり、真のユダヤ人ではない。聖書の民は日本人のことである。


5.多次元同時存在の法則

神道の神々には多くの別名がある。伝説や神話が成立する過程で、一人の神が複数の神になっていく。このような日本神話の構造を「多次元同時存在の法則」と言う。つまり、別名により元初の神を復元する手法のことである。具体的に「天照大神」の本来の名は「アマテルクニテルヒコ アメノホアカリ クシミカタマ ニギハヤヒノミコト」という男神である。この中に含まれている「ホアカリ(火明命)」と「ニギハヤヒ命」を独立した神として「古事記」と「日本書紀」に登場する。このうち、火明命を祀る丹後の籠神社の極秘伝によれば、この神の別名には「ホホデミ命」があるという。「記紀」には「ホホデミ命」という名を持つ人物が登場する。それは、初代天皇の「神武天皇」である。「多次元同時存在の法則」は基本的には神と神の間だけに適用でき、人間と人間の間には適用できない。しかし、例外として、神と人間が一体になる場合のみ、神と人間の間にも適用可能となる。天皇の場合は「大嘗祭」によって天照大神と一体になる。そのため、「天照大神=神武天皇」となる。初代の神武天皇こそ、古代日本における最大の英雄にして神道の最高神として位置づけられる人間・天照大神なのである。しかし、神武天皇の物語は現実の歴史とは考えられない。東大名誉教授の井上光貞氏は第14代まで架空と見做し、本当の初代は第15代・応神天皇であるとした。これは、応神天皇を渡来人とする籠神社の極秘伝とも一致する。第14代までの天皇を架空の存在とすると「多次元同時存在の法則」により、「神武天皇=崇神天皇=応神天皇」となる。つまり、諡号に「神」という文字が含まれる天皇は一人の騎馬民族の大王を3人に分割して創作された人物である。


6.神々が住む「高天原」とは太陽のことである。

高天原の支配者は天照大神であり、天照大神を太陽神とすれば、高天原は太陽ということになる。アダムとイブが楽園を追放された時、絶対神はエデンの園の東にケルビムときらめく剣の炎を置かれた。(創世記第3章24節)イエス・キリストが天照大神と命名されたのは、太陽を出入りする世界に住んでいることも示唆している。太陽の表面は無数の磁力線の交差によって脈動し、それによってプラズマが発生している。しかし、対流圏の下には地殻が存在している。太陽はプラズマ大気に隠された超弩級天体であり、裏NASAのコードネームは「ソル」と呼んでいる。太陽の周りのコロナは超高温になっているが、その内部世界は温度が低く、生物が存在できる環境が広がっている。太陽のプラズマ大気の下には、地球と同じように大陸と海洋が存在する。そのコードネームは「ナタン」と「ダーマ」である。プラズマ下の世界が地球と同じ環境であれば、生物の存在も考えられる。太陽にはプラズマ生命体が住んでいる可能性がある。

7.キネシオロジーテストで最近の日本人の意識レベルは620である。

キネシオロジーテストという意識のレベルを測定する方法がある。キネシオロジーテストの開発者はデビッド・ホーキンズ氏である。彼は地球の全てのものを1から1000までのレベルで測定できるテストを確立した。何百万回のテストを行った結果、力には人の心身を強くするパワーと人から活力やエネルギーを奪い心身を弱めるフォースがあるという。そして、フォースはレベルの低い力であり、パワーに凌駕されることも分かってきた。彼は全米各地で実験をしたが、このテストは極めて高い信頼性が与えられた。彼が全人類の意識レベルの平均値を調べたところ207という数値が出た。最近の日本人の意識レベルは620と言う結果が出た。この数値は「平和」と「至福」の意識レベルに相当するという。彼のテストでは、アインシュタインやニュートン、デカルト、フロイトといった科学者は499という意識レベルであるという。これに比べて、日本人の平均値は、科学者達よりもはるかに高いということである。しかし、日本の政治家の意識レベルは410しかないという。原始キリスト教、仏教、ヒンドゥー教、古神道などの教えのレベルは、すべて1000であり、ユダヤ教も985という高いレベルだったそうである。しかし、時代が下がるにつれて、レベルが下がってしまったという。仏教やヒンドゥー教は今でも高いレベルを維持していて、現在の大乗仏教は960、小乗仏教は890、ヒンドゥー教は850ということである。しかし、現在のキリスト教は498、ユダヤ教も499にまで下がっているという。イスラム教のコーランのレベルは720と測定されたがテロを続けている原理主義者達の平均は130~125のフォースレベルまで下がっているという。日本人の意識レベルの平均値が620という高さになった理由は、神道の影響である。欧米のキリスト教は原始キリスト教とは完全に異質な宗教になっている。つまり、欧米のキリスト教は他力信仰のパウロ教になっているからである。原始キリスト教はペテロのエルサレム教団であり、アラム語を話していたので「ヘブライスト」と呼ばれ、その性格は極めて保守的であった。これに対して、アラム語以外の言語(ギリシャ語)を使うユダヤ人は「ヘレニスト」と呼ばれ、「アンティオキア教団」を形成した。その中心はパウロである。エルサレム教団とアンティオキア教団の間には布教の活動方針で大きな相違があった。現在のキリスト教はパウロによるアンティオキア教団によって編纂された。一方のエルサレム教団は歴史の表舞台から姿を消してしまうのである。エルサレム教団は失われたイスラエル10支族のいる極東の地に移動したのである。エルサレム教団は神の命により、秦氏となって契約の箱、モーセの十戒石板、聖十字架を持ち込んだ。それゆえ、原始キリスト教は古神道として生き続けたのである。そのため、キネシオロジーテストで神道が最も高い950のレベルを維持しているのである。(仏教は平均すると925になる。)


8.ジョー・マクモニーグルの未来透視と預言の違い

 預言は神の意識を言葉(言霊)で表わしたものである。これは、如来の使命である。如来はアカシックレコードを霊視し、それを解釈できる能力を有しているため預言となる。アカシックレコードは個人の想念帯を読むためのシステムではない。8次元の世界に存在するアガシャーの記録のことである。アガシャーの記録を個人の想念帯と同じように思われては知識が無さ過ぎる。霊能者の江原啓之氏が個人の想念帯のことをアカシックレコードと言っていたが間違いである。4次元で個人の光子量を判断する時、想念体を明らかにするシステムがあるが、それはアカシックレコードではない。何度も言うが、アカシックレコードは8次元にあり、宇宙即我を体験した如来の霊格でなければ霊視出来ないものである。ジョー・マグモニーグルはアカシックレコードを霊視できるが、それを解釈する能力が不足しているので、まだ菩薩のレベルであると考えられる。その証拠に彼はフェアな態度で自分の間違った透視も、自分に不利な点も削除せず原文のまま残している。その間違った点とは、「2000年~2005年にロシアと日本の北方領土問題が解決する」としたことである。これは、現在でも未解決問題である。新ローマ法王の透視も不正解だった。「現在のローマ法王は1999年に他界する。次の法王はイタリア人でピウス13世と名付けられる。」これは、完全な間違いであった。不利な点とは離婚2回し、3回結婚していることであり、これも公表している。つまり、「未来透視できるなら、自分の結婚が何故透視出来なかったのか」と言うことである。それを承知で公表しているので菩薩の限界を示そうとしている。彼は、未来透視の難しさを次のように語っている。「ごちゃごちゃになった断片的な情報を首尾一貫した文脈に並べ直すのは困難な作業である。」「バラバラの情報を組立て直す過程で、しばしば誤った結果を出してしまうこともある。」如来は一瞬にして、その状況を読み取れる能力があるが、菩薩レベルでは、そこまで読み取ることが出来ないからである。彼は、過去を透視して大和朝廷を開いた神武天皇を霊視したと言うが、実際に霊視したのは応神天皇であった。また、卑弥呼を霊視し、現在の山口県で誕生したと言っている。邪馬台国が現在の奈良県であることを霊視し、それは正しいが、当時の日本列島は逆転日本列島になっていたはずである。邪馬台国の時代では、中国人の頭には逆転日本列島という地理観があり「魏志倭人伝」に反映されていた。「魏志倭人伝」の記述が現在の地理と整合性がないというなら日本列島の方が動いたということになる。事実、古地磁気を分析した結果、東日本列島は青森県を中心にして反時計回りに回転し、西日本列島は九州北部を中心として時計回りに回転したことが判明している。北海道は東北アジアから時計回りに分離し、東日本列島と同じく一気にフィリピン沖まで南下し、そこから反時計回りに大きく回転していたことが読み取られている。邪馬台国時代の日本列島が南北逆転していたことは事実である。それゆえ、「魏志倭人伝」の記述どおり進むと三輪山の麓に広がる纏向遺跡こそ邪馬台国の中心地だったことが判明したのである。邪馬台国論争の元凶は「魏志倭人伝」の記述と現実の地理が一致しないことにあった。しかし、過去の日本列島が現在の日本列島より約90度時計回りに回転した状態にあったことに気づけば邪馬台国の所在地は畿内説が正しいことが分かるのである。二つの日本列島が太平洋上にあった時代、東日本列島にはインカ系のインディオが中心となり、エスキモーを吸収すると共に縄文文化を形成し、狗奴国(くなこく)連合を形成していた。西日本列島にはマヤ系のインディアンたちが中心となって弥生文化を形成していたが、中国の稲作を導入することによって邪馬台国連合を形成していた。しかし、卑弥呼が邪馬台国の女王として担ぎ出さる直前、日本列島に大事件が起き、東西の日本列島が回転しながら衝突したのである。フォッサマグナは東日本列島と西日本列島が衝突して出来た構造線である。皮肉なことに最終的に東西の日本列島を手中に収めたのは狗奴国でも邪馬台国でもない第三の勢力が瞬く間に日本列島を征服していった。日本列島が急激に移動を開始したことは地球規模で地殻変動が起こったことを意味している。この状況を勝機と睨んだ夫余系騎馬民族は朝鮮半島南部から九州へ上陸し、そこから畿内へと侵攻してきたのである。瞬く間に邪馬台国を征服し、王家は邪馬台国の王族に婿入りする形で王権を継承し、大和朝廷を開くことになる。日本列島を征服した騎馬民族は夫余族である。夫余族は高句麗や百済の王家と連なる民族でモンゴロイドである。中でも重要なことは古代イスラエルの血統であったことである。マクモニーグルは応神天皇のことを神武天皇と勘違いしたのである。


(12)失われたムー大陸は超大陸パンゲアだった。

ムー大陸(超大陸パンゲア)は地球上に最初に人類が誕生した母なる大地であり、現代文明を凌駕するほど高度な社会が築かれ地上の楽園だった。祭司にして支配者である太陽王「ラ・ムー」が平和の名の下に統治していたムー帝国は、人口6400万人を擁し、巨大な石造建造物をはじめ都「ヒラニプラ」は金や銀や象牙など不思議な金属で溢れていた。その影響力は海を越えて古代エジプトやアメリカ大陸そしてインドにまで及んだ。しかし、今から約1万2000年前、突如襲った天変地異によって超古代文明は崩壊し、ムー大陸は一夜にして大地震と大津波によって海の底へ姿を消した。天変地異の原因は、当時の人々の心が欲望に支配され、自我我欲と自己保存のままに生活がなされ、神理を伝道する菩薩達を死刑にしたことにある。その反作用として天変地異を引き起こしたのである。残ったのは高い山頂のみで、それがポリネシアの島々になった。昔の栄光はイースター島のモアイ像やポンペイ島のナンマドール遺跡に、その記憶を残すだけとなった。ムー大陸とは太平洋上に存在した大陸のことであるが、この太平洋を現代人が見ている太平洋だとすればムー大陸は存在しない。太平洋の海底を分析すると大陸を構成する地殻が存在しないのである。それゆえ、地球科学者がムー大陸の存在を認めることは無い。地球上に唯一存在する大陸があった。それが、超大陸パンゲアである。太平洋上に存在し、失われた大陸をムーと呼ぶならば、それは超大陸パンゲアに他ならない。原始地球において超大陸パンゲアは一度完全に水没している。地球規模の大洪水が起こったからである。これを如実に伝えるのが「旧約聖書」に記されていた「ノアの大洪水」である。創世記の伝承はムー帝国に遡るものであり、ノアの大洪水はムー大陸の沈没を伝えたものである。月は内部に大量の水を抱えた氷天体だった。今から4500年前、突如地球に接近した月は潮汐作用により地殻が破壊され、内部の水がスプラッシュし、宇宙空間で急速に冷却された熱水が地球上へと降り注ぎ超大陸パンゲアを水没させてしまった。同時に天体の異常接近によって地球内部のマントルが相転移を起こし、急膨張を開始したのである。世界中の大陸や島々が、全てムー大陸の一部だったのである。アジアの文明の源泉は太平洋に沈んだムー大陸にあり、日本はその超古代文明の継承者であった。天皇は天照大神の子孫であり、祭司にして王の現人神である。それは、太陽王ラ・ムーそのままである。


(13)ノストラダムスの預言は、まだ生きている。

ノストラダムスはイスラエル12支族のうち「イッサカル族」の末裔である。ノストラダムスは天啓を受けていた。彼も預言者の一人なのである。「1999年第7番目の月 天から地に落とされた驚愕の大王 アンゴルモアの大王を甦らさんと その前後にマルスは平和を楯に支配に乗り出す」(「諸世紀)第10章72節)「1999年第7番目の月」とは現代の暦に直すと1999年8月となる。「天から地に落とされた驚愕の大王」とは堕天使ルシフェルのことである。大天使ミカエルに敗れたルシフェルは地に落とされ大魔王サタンとなった。「アンゴルモアの大王」は世界政府を樹立して、自ら神と名乗る男のことで「偽キリスト」もしくは「獣」と呼んでいる。「偽キリスト」はサタンの霊が注がれたことでカリスマ性を備えていることは間違いない。マルスとは火星のことであり、軍神と言う性格から戦争を意味する。つまり、1999年前後を境にして軍事的な動きが激しくなっていく。それを示す決定的な徴が1999年8月11日に起きている。それは、地球を中心にして太陽系の惑星が四つの星宮に集合するという現象が起きた。具体的にホロスコープ上の水瓶座に海王星と天王星が、蠍座に火星と冥王星が、獅子座に太陽と月と水星と金星そして太陽系第12番惑星ヤハウェが、牡牛座に木星と土星が配置されていた。いわゆる占星術でいう「グランドクロス」である。四つの宮は、ちょうど十字架を形成するような位置にあり、そこに惑星が集合することで太陽系には巨大な十字架が出現したことになる。十字架に磔になったのは地球である。太陽系12番惑星ヤハウェはイエス・キリストが磔になった十字架の天辺に相当する。それは「罪状板」が掲げられていたことを示していた。地球上の全人類が十字架に磔にされ、大量に殺戮される日が近いことを意味する。「その顔は人間のようであり、四つとも右に獅子の顔、左に牛、そして四つとも後ろは鷲の顔を持っていた」(「エゼキエル書」第1章10節)「この王座の中央とその周りに四つの生き物がいたが、前にも後ろにも一面に目があった。第一の生き物は獅子のようであり、第二の生き物は若い雄牛のようで、第三の生き物は人間のよう顔を持ち、第四の生き物は空を飛ぶ鷲のようであった。」(「ヨハネの黙示録」第4章6~7節)これらは、預言者が示現によって見た天使の幻である。顔が四つの動物「四獣」になっていることから実在の天使ではなく象徴である。カッバーラでは、これを神の戦車「メルカバー」と呼んでいる。ここに登場する四つの顔は、一般に「人間」「獅子」「雄牛」「鷲」になっている。(蠍座は、鷲座と呼ばれていたこともあり、鷲は蠍を意味する。)四つの星座のシンボルは、聖書でメルカバーと呼ばれる。四つの星座は十字架を形成するので、地球がメルカバーに縛られたことを意味する。この世の四方にメルカバーの天使が配置されたのである。それは、黙示録の殺戮の天使と呼ばれる恐怖の存在なのである。「四人の天使は人間の三分の一を殺す為に解き放された。この天使達は、その年、その月、その日、その時間のために用意されていたのである。」(「ヨハネの黙示録」第9章15節)メルカバーの殺戮の天使が動き出すと、世界は破滅に向かって突き進む。戦争が繰り返され、ついに世界中を巻き込む大戦争へと発展する。仏典によると、弥勒菩薩が現われるのは、ブッタ入滅から56億7000万年後とされているが、重大なトリックが隠されている。「年」の字は「成熟した人」を意味する。10年といった場合、10人という意味がある。つまり、56億年7000万年の隠された意味とは、56億7000万人なのである。世界の人口が56億7000万人になった時、弥勒菩薩が降臨すると考えられる。驚くべきことに世界の総人口が60億人を突破したのは1999年だったのである。注目されるのは天空にグランドクロスが描かれた1999年8月11日に世界人口が60億人を突破したのである。人類が滅亡の淵に立った時、天から弥勒菩薩すなわちイエス・キリストが降臨すると考えられる。


(14)フォトン・ベルトは、プラズマ・フィラメントのことである。

ビックバン宇宙理論は、宇宙を支配しているのは重力であると考える。これに対してプラズマ宇宙理論は電磁気力に重きを置く。地球上にいて重力が大きく感じるのは電磁気力が圧倒的に少なく、その及ぶ範囲が局所的にとどまっているからに過ぎない。電気伝導度の大きいプラズマが乱舞する太陽の表面では電磁気力が現象を規定している。プラズマが満ちている宇宙空間ならなおさらである。宇宙の真の支配者はプラズマである。裏NASAの科学者達は、プラズマ宇宙論を根幹に据えている。電磁気力こそ宇宙を支配している。プラズマが電磁気エネルギーを全宇宙に運ぶ媒体なのである。宇宙空間はプラズマで満ちている。大量の電気が縦横無尽に流れていることが判明した。電気が流れると、そこに磁場が生じる。電磁場はプラズマを生じさせる。ビルケランド電流があると、それを中心にプラズマが生まれる。ビルケランド電流によって生じるプラズマ流のことを「プラズマ・フィラメント」と呼ぶ。プラズマ・フィラメントが銀河を形成し、銀河から噴出するプラズマ・ジェットがフィラメントとなって宇宙空間に広がる。漆黒の闇に見える宇宙空間にはプラズマが満ちている。太陽系の外側には、よりエネルギーの高いプラズマが存在し、かつ巨大なプラズマ・フィラメントが縦横無尽に走っている。これが、真のフォトン・ベルトである。フォトン・ベルトは存在しないがプラズマ・フィラメントは存在する。フォトン・ベルトで喧伝された現象が、そっくりプラズマ・フィラメントによって引き起こされている。